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    <title>Information</title>
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    <updated>2012-02-03T07:27:08Z</updated>
    
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    <title>ブックマーク</title>
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    <published>2012-02-03T07:08:11Z</published>
    <updated>2012-02-03T07:27:08Z</updated>

    <summary>2005年頃ある「ピーク」が自分とまわりにありました。 そのピークとは「コミュニ...</summary>
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        <![CDATA[<p>2005年頃ある「ピーク」が自分とまわりにありました。</p>

<p>そのピークとは「コミュニケーション」だったと思います。</p>

<p>ネットにブログというものが広がってそこで自分の考えと近い共感</p>

<p>をしてくれもしわたしも共感を覚える人達が5人10人と集まった時</p>

<p>期でした。人数では推し量れない充実感がありました。</p>

<p>勉強会や講演に参加してくれて、その日か数日後にはその感想が言</p>

<p>葉となってブログに掲載され相互に確認できる、そんなすてきな</p>

<p>コミュニケーションがありました。</p>

<p>残念な事にしだいにみんなの更新の頻度が下がり、それとともに自</p>

<p>分のブックマークからも消えていきました。</p>

<p>学生だから書けた事。独身だから書けた事。子供がいないから書け<br />
た事。そういう仕事だから書けた事。</p>

<p>それらが３年５年と経つうちに変化が起こり、書けなくなる。</p>

<p>この頃第二の変化がみんなに起きているように感じています。</p>

<p>書けなくなった人達がまた書き始めた。</p>

<p>わたしは10年前からそう変化はしていません。ずっと同じような気</p>

<p>ちと環境の中にいます。そういう意味では書く事もぶれていません。</p>

<p>たぶんみんなが帰ってきた時に、『やっぱりそこにあかりが灯ってい</p>

<p>た』そう思ってもらうためでもあります。</p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>デザインの教科書</title>
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    <published>2012-02-01T11:29:43Z</published>
    <updated>2012-02-01T11:30:32Z</updated>

    <summary> ...</summary>
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        <![CDATA[<img alt="デザインの教科書2.jpg" src="http://www.michioakita.jp/whiteboard/%E3%83%86%E3%82%99%E3%82%B5%E3%82%99%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B82.jpg" class="mt-image-none" style="" height="800" width="534" /> <div><br /></div>]]>
        
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    <title>コクヨのココロ</title>
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    <published>2012-02-01T03:00:45Z</published>
    <updated>2012-02-01T03:07:22Z</updated>

    <summary>  コクヨS&amp;Tの運用するショッピングサイト「SHOW CASE」にtrystr...</summary>
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.kokuyo-shop.jp/shop/u_page/concept.aspx"><img alt="trystrams2.jpg" src="http://www.michioakita.jp/whiteboard/trystrams2.jpg" class="mt-image-none" style="" height="587" width="600" /> <div><br /></div></a></p>

<p>コクヨS&Tの運用するショッピングサイト「SHOW CASE」にtrystrams製品が<br />
登場した。</p>

<p>「このサイトについて」にこんな一文が掲載されている。</p>

<p>『コクヨだけでも約1万種類の製品があるんです。だから、カタログも電話帳ぐ<br />
らいの厚さになっています。日本の文具業界団体のリストに登録されている商品<br />
だけでも25万種類以上あるので、中略　ものすごい数になることだけは確かで<br />
す。』</p>

<p>『ながーく売れているのに知られていない製品』『特定の人しか知らない製品』</p>

<p>『もっともっと、いろんな人がいろんな製品に出会ってほしい。』と。</p>

<p>とても共感する話だ。わたしもいろんな人がすばらしい製品に巡り会って欲しい。</p>

<p>かつてこのブログで「ロングテール」という話を書いた。<br />
ネットの登場によって店舗でのように「見えるところに大量に展示した製品だけ<br />
が圧倒的に売れる」という従来の売れ方ではなくて、目立たない製品や埋もれた<br />
製品がネットの画面と「検索」によって買う人が「フラット」に買う商品を選ぶ<br />
ようになって恐竜の尻尾に似ているところから命名された「長い尻尾（ロングテ<br />
ール）」の尻尾の部分がどんどん太く長くなっている。</p>

<p>フラットにフェアーにより多くのものが選ばれる環境がネットによって広がった。</p>

<p>それは製品だけの事ではない。デザイナーそのものにも当てはまる。<br />
いろんな人のいろんなデザインや活動を多くの人に知って欲しい。それこそが<br />
文化の広がりであり深さの根源だ。「バリエーション」は製品だけの話ではない。</p>]]>
        
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    <title>そうなればと思って</title>
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    <published>2012-01-31T11:21:52Z</published>
    <updated>2012-01-31T11:28:03Z</updated>

    <summary>わたしはここで書いている事が「デザインの教科書」になればいいなと思ってい ます。...</summary>
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        <![CDATA[<p>わたしはここで書いている事が「デザインの教科書」になればいいなと思ってい<br />
ます。参考書じゃなくて恐れ多くも教科書。</p>

<p>それも学生向けでありながら社会に出てからも教科書になりうるものに。</p>

<p>一生ポケットにカバンに入れてぼろぼろになるまで読み続ける事の出来る教科書。</p>

<p>たぶんそこにはデザインの話ではない話が沢山ある。そうでなければ「一生の<br />
教科書」になりえないように思います。</p>

<p>そしてその本はデザイナーでない人にも読んでもらえるもの。</p>

<p>「デザイン的思考と実践」はきっとデザインに関わっていない人にも役に立てると<br />
思います。</p>

<p>その教科書の「副読本」はわたしのデザインした製品です。</p>]]>
        
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    <title>1/365</title>
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    <published>2012-01-31T01:21:26Z</published>
    <updated>2012-01-31T01:32:40Z</updated>

    <summary>  先日までパリで開催されていた「365日 Charming Everyday ...</summary>
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        <![CDATA[<p><a href="http://openers.jp/interior_exterior/news/365things_120126.html"><img alt="1-365.jpg" src="http://www.michioakita.jp/whiteboard/1-365.jpg" class="mt-image-none" style="" height="463" width="600" /> <div><br /></div></a></p>

<p>先日までパリで開催されていた「365日 Charming Everyday Things」の模様<br />
がOPNERSに掲載された。</p>

<p>セレクションには、富山デザインコンペでご一緒した山田遊さんが関わられ<br />
ている。</p>

<p>山田さんは、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキ<br />
ョー」をはじめ「パス・ザ・バトン」、羽田空港のみやげ店「Tokyo's Tokyo」<br />
などのバイヤーを担当された方だ。</p>

<p>ショップの「今」には、いつも山田さんがいるという感じだ。<br />
</p>]]>
        
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    <title>初心</title>
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    <published>2012-01-30T00:37:23Z</published>
    <updated>2012-01-30T02:18:35Z</updated>

    <summary>  『講演会のタイトルはどうしますか？』と聞かれてわたしは即座に『デザインの 初...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="shosinn.jpg" src="http://www.michioakita.jp/whiteboard/shosinn.jpg" class="mt-image-none" style="" height="448" width="600" /> <div><br /></div></p>

<p>『講演会のタイトルはどうしますか？』と聞かれてわたしは即座に『デザインの<br />
初心にしますか。』と提案して2月4日の大阪市立デザイン教育研究所での講演会<br />
のタイトルが決まった。</p>

<p>「デザインの初心」はlong life design [d]に2007年の1月号から連載されていた<br />
自身のエッセーのタイトルである。</p>

<p>初心という言葉にはふしぎなチカラがある。「初心」と聞くと背筋がのびるのよ<br />
うなまさにものごとのスタートラインに立ったような緊張感とはれやかさがある。</p>

<p>さらにいえば「初（うぶ）」という言葉もすてきだ。</p>

<p>良いものは新鮮なおどろきを見る人使う人に与え続ける。</p>

<p>わたしはこの連載をはじめるにあたって文中に「流行」や「時勢」を書かない事<br />
を決めていた。いつ見てもどこで見ても文中に書かれている事が、過去ではなく<br />
て「今」の事と読む人が感じてくれる事を願ったからだ。</p>

<p>初心に時間はない。どんなに長い経験を積んでも「初心」はつねにそこに存在す<br />
る。</p>

<p>デザインはつねに後から出てくるものに更新されつづける。新しい素材新しい技<br />
術新しい感性によってそこにとどまる事は出来ない。</p>

<p>初心というのは「自分の初心が生まれた時に固執」することではない。<br />
新しいモノに対して常に新鮮な感動とモチベーションを持てる事こそが「初心を<br />
忘れない姿勢」だといえる。</p>

<p>写真の「経験」冒頭でわたしはこう書いている。</p>

<p>『これから経験する事のためにスケッチブックの一枚目のような真白い紙を用意<br />
していたいのです。』</p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>無芸有芸</title>
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    <published>2012-01-27T01:12:32Z</published>
    <updated>2012-01-27T01:29:59Z</updated>

    <summary>わたしは多才にも多能にも多趣味にもあこがれは無い。 言ってみれば「デザイン」しか...</summary>
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        <![CDATA[<p>わたしは多才にも多能にも多趣味にもあこがれは無い。</p>

<p>言ってみれば「デザイン」しかもプロダクトデザインしかしていない。</p>

<p>しかしその一つの領域はとても広く深い。</p>

<p>かつてはわたしも「歌って踊れるデザイナー」を目指した事がある。</p>

<p>やわらかいカタチも硬いカタチも「やわらかたい」カタチも自在に繰り出せ<br />
るデザイナーになることが世間の評価を得られる手だてだと思っていた。</p>

<p>しかしそれはある意味「油断の変形」ではないかと思った。</p>

<p>まず自分が指向する「硬いカタチ」をちゃんと成してはいないと気がついた。</p>

<p>デザインで必要な「やわらかさ」とはカタチではなく、仕事の「柔軟性」だ<br />
と思った。</p>

<p>相手の話を聞く。相手の要望を聞く。相手が困っている事を聞く。そういう<br />
「聞く耳」を持ちそれへの答えをいろんなところから持って来れるチカラこ<br />
そが「やわらかさ」だと思った。</p>

<p>ひとつの「芸」を侮ってはいけない。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>備える</title>
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    <published>2012-01-26T03:05:00Z</published>
    <updated>2012-01-26T03:35:50Z</updated>

    <summary>元旦の日に出かけた際、地下鉄に乗っていた時に地震があった。 あらかじめ警戒警報が...</summary>
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        <![CDATA[<p>元旦の日に出かけた際、地下鉄に乗っていた時に地震があった。<br />
あらかじめ警戒警報があってもよりの駅で待機するかたちになった。</p>

<p>結局は事なきを得て（地震はあったが）１0分ぐらいでまた電車は動き出した。</p>

<p>わたしは公共機関の中で地震に遭遇するのは初めてだった事もあり「なにかあ<br />
る」と思わざるをえなかった。</p>

<p>数日後食事中に家族に『備えよ。こころがまえよ。』という話をした。</p>

<p>数年前に関西に居る人が東京に移動になる際に住む場所の相談を受けた時に<br />
『昔からある大学や公園のそばに住むのが良いよ』というアドバイスをした。</p>

<p>かつて「土地の選択が相当自由な人達が選んだ場所」には根拠があると思って<br />
いる。べつに風水とは言わなくてもそれは自明の理だと思う。</p>

<p>でも本当に言いたいのは「備える」という事ではない。「備えあっても憂いは<br />
ある」。かつどうしようもない事だらけである。</p>

<p>備えるというのはたぶん「備蓄」でも「確保」でもないのだと思う。<br />
覚悟の確認こそが「備える」という意味だろう。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>曖昧</title>
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    <published>2012-01-25T03:21:30Z</published>
    <updated>2012-01-27T00:05:27Z</updated>

    <summary>「デザイン力をあげるにはどうすればいいか？」と聞かれたらどう答える か。 『とに...</summary>
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        <![CDATA[<p>「デザイン力をあげるにはどうすればいいか？」と聞かれたらどう答える<br />
か。</p>

<p>『とにかく大量に本や雑誌や資料を見て「曖昧に」記憶する事だ。』</p>

<p>デザインは目から入る。目にしたものを積み重ねてアイディアは生まれる。</p>

<p>しかし思うにそれらは「ぼやっと」した程度に抑えるところが「肝要」な<br />
のかとこの頃は思う。正確さに走ると記憶が楽しくなくなる。しいては<br />
デザインが「クリーエーティブ」ではなく「トレース」になってしまう。</p>

<p>粘菌の研究者だった南方熊楠は博覧強記の人で有名だったそうだが、南方<br />
本人は『見たもの全部記憶しまうことに疲れる』といった言葉を残してい<br />
たのを「曖昧に記憶」している。</p>

<p>もちろんそんな記憶力を持ち得ないわたしだがむかしのちょっとした自慢<br />
は、家に訪ねてくれた友人とデザインの話をしていて『あそうそうそれは<br />
コノ本に出てるよ』と当時は壁一面を占めていたデザインや建築の本や雑<br />
誌のバックナンバーをすっと見回してすぐにその一冊を取り出してぱらぱ<br />
らとめくって『ほらここに載っている』という事を10秒ぐらいでしていた<br />
「過去」がある。</p>

<p>さりとて内容を南方みたいにそらんじていた訳ではない。（エピソードを<br />
見ていたら彼は他の家で読んだ本を帰ってから記憶をたよりに写し書きし<br />
たらしい）</p>

<p>わたしの「長所」は自分の記憶容量の小ささの自覚じゃないかと思ってい<br />
てその小さいトランクに詰め込む為に物事の要点しか記憶しない。</p>

<p>もし他所で見た本も写す時には数ページか1ページに集約出来るポイント<br />
を探しながら書き出すだけだろう。</p>

<p>さっきの本棚の話にもコツがある。それはデザイン雑誌一冊の中に記憶す<br />
べきものは一点か二点しか無い事が多い。さらにいえば一年12冊の中に、<br />
数点しかないので曖昧に「この辺かなという位置」を記憶しているだけの<br />
話だ。</p>

<p>わたしは過去に見た「良い製品」を思い浮かべて自分のデザインを考える<br />
事は少なくないが、その製品を改めて見直すと「そういう格好をしてない」<br />
という事が多い。まったく自分の都合のいいカタチに記憶しているのだ。</p>]]>
        
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    <title>表現力</title>
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    <published>2012-01-24T11:03:34Z</published>
    <updated>2012-01-24T12:03:37Z</updated>

    <summary>「シルクハットを倒（さか）さまにして、その帽子の底に、小さい小さい旗を 立てたそ...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="en" xml:base="http://www.michioakita.jp/whiteboard/">
        <![CDATA[<p>「シルクハットを倒（さか）さまにして、その帽子の底に、小さい小さい旗を<br />
立てたそれが甲府だと思えば、間違いない。」</p>

<p>これは太宰治の短編「新樹の言葉」の冒頭に出てくる一節だが、この「シルク<br />
ハットをさかさまにして小さい小さい旗を立てた」という表現にほんとうにび<br />
っくりした覚えがある。</p>

<p>まさにシャッポーを脱ぐというしかない。</p>

<p>なんというのか唐突に思わぬ角度からすっと強い光があたって瞬間にその場所<br />
が輝きだすような言葉のチカラがある。</p>

<p>例え話は嫌いじゃない。<br />
そのまま話してもおおよそデザインのしている事は表現出来ないし、伝わると<br />
も思えない。</p>

<p>その昔「イマジネーション」を広げるには「詩」を読むと良いと言われた。<br />
多少はその事を試しては見たがどうも「詩の世界」にはついていけなかった。</p>

<p>「行ったっきり」というかそこに書かれている言葉が自分の目の前から飛び立<br />
ってこちらに戻ってこなくてその場に置いてけぼりをされた気分だけが残った。</p>

<p>それにくらべて表現力の切れの良い小説には「前」もあれば「後ろ」もあって<br />
ちゃんと全貌を把握できるのが助かる。ちなみにさっきの太宰治の一節には<br />
「前」がある。それは甲府という場所に対して自分（太宰）が感じている甲府<br />
とのギャップがあってその事を「いささか大げさにあか抜けたイメージ」を作<br />
るために用いた「ハイカラ」言葉であって、太宰の本心は「実はそこまでとも<br />
思っていない」という事まで読み取れるのである。</p>

<p>まあまあわたしが熱くなってもしょうがない。</p>

<p>わたしの友人I君もわたしに劣らず「例え話」好きで、わたしの例え話をさらに<br />
別の例えで「上に乗っける」というやり取りを良くしていたが、以前はわたし<br />
の「判りやすい例え」が彼の手にかかると「難解な例え」に変貌する事もよく<br />
あった。</p>

<p>例えるとキャッチボールをしていて取り損ねて後ろに転がったボールを通りか<br />
かった人に投げ返してもらったら、わたしと違う方向に投げ返すような感じだ<br />
った。</p>

<p>ところが（？）最近めきめきと「例え力」が向上してきた。<br />
わたしがキャッチボールしていたスピードよりも速い球がバシッとわたしの胸<br />
元に返ってくる。　キャッチャーの返球がピッチャーよりも速い感じだろうか。</p>

<p>ちなみにIくんのスピードとコントロールが向上したのは彼自身の「経験」の<br />
たまものである。</p>

<p>なんだかわたし自身の例え話に切れが無くなってきた。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>才能</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.michioakita.jp/whiteboard/2012/01/post-523.html" />
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    <published>2012-01-24T00:33:07Z</published>
    <updated>2012-01-24T01:12:26Z</updated>

    <summary>  さっきサイトをデザインしてくれた有馬君から『e-mailアドレスをトップ画面...</summary>
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        <name>akita</name>
        
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.michioakita.jp/"><img alt="aiua.jpg" src="http://www.michioakita.jp/whiteboard/aiua.jpg" class="mt-image-none" style="" height="423" width="600" /> <div><br /></div></a></p>

<p>さっきサイトをデザインしてくれた<a href="http://tatsdesign.com/">有馬君</a>から『e-mailアドレスをトップ画面に<br />
移動しました。』と連絡をいただいた。</p>

<p>有馬君はウェブデザイナーで、<a href="http://book.mycom.co.jp/wd/backnumber/201201.html">「Web Designing」の1月号の特集「10人の新世<br />
代クリエーター」</a>でトップに取り上げられている。</p>

<p>そういう人に彼が10代の時から知り合ってこうやってホームページのデザインを<br />
してもらっているのは「先見の明」と言いたいところだが、彼と会えばだれでも<br />
10分で『ただものではない』と感じるはずで、特に先見したとは思っていない。</p>

<p>彼は中学時代から独学でプログラムを学び様々な実験的デザインを発表していて<br />
高校時代には今で言うところの「神」と知り合いから呼ばれていた。</p>

<p>最初メールをもらった時にこう書かれていた『シンプルとはなんですか？』<br />
わたしの一本用ワインセラーを写真で見るとただの円筒と四角形の組み合わせに<br />
見えていたものがの実物を見ると細かい処理がなされていてその事が、シンプル<br />
を際立たせていることに驚きと感慨を持ってくれたそうだ。</p>

<p>10代の未成年がワインの為の製品に着目する視点と融通性もすごいし、そこに造<br />
形とデザインの深淵を思う感性はただ者ではない。</p>

<p>そう思って何度か会ううちに彼のグラフィックセンスがバウハウスやロシアアバ<br />
ンギャルドなどしっかりと「古典」までの教養を持っている事にさらに驚いた。</p>

<p>わたしは今から1５年ぐらい前に大学の後輩からもらった一通の手紙からその青年<br />
の才能にほれていろんな会社や友人を紹介した事があり、その後も教えていた専<br />
門学校の才能あふれる学生をまたいろんな会社に紹介した。</p>

<p>別に紹介した自慢をする気はないのだけれど「若い才能」というのは、ある意味<br />
同業者の「脅威」であり「恐怖」な部分がある。</p>

<p>そういう「脅威」や「恐怖」とどう向かい合うのかについてはとても「興味があ<br />
る」。</p>

<p>ふうつであれば「紹介者」というモーメントのかからない場所で高見の見物をす<br />
るのが気が楽だけれど、わたしは同じ次元でできるだけその事を受け止めるよう<br />
にしている。</p>

<p>わたしが若い才能を紹介出来る「自分」を確立しないといけないというプレッシ<br />
ャーを自らに課す訳だ。</p>

<p>「有名になりたい」といういささか恥ずかしい希望をさらけだすのも実はその紹<br />
介した当時の自分から「成長する姿」を彼らに見せる事が、結局彼らの未来像に<br />
直結して感じてくれると思うからだ。</p>

<p>同時に若い時の自分の姿とその社会からの受け止め方を「反芻」する。<br />
さきほども書いたように若い才能は「脅威」であり「恐怖」であるので、自らの<br />
アイデンティティーやプライドが素直さを相手から奪う事も少なくない。</p>

<p>『あの事はそうだったのか』そう思い返す事もしばしばである。</p>

<p>わたしは「良き事にそのチカラを使って欲しい」という思いで動いている。それ<br />
はわたしだけでは体現出来ない。「おそろしい」「負けてしまいそう」そういう<br />
才能と向かい合ってそのベクトルを良き方向に向けるのは醍醐味であり生き甲斐<br />
でもある。</p>]]>
        
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    <title>経験</title>
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    <published>2012-01-23T00:32:45Z</published>
    <updated>2012-01-23T00:46:13Z</updated>

    <summary>「荷物は背負って見なくては重さがわからない。」 「荷物は開けてみなくては中身はわ...</summary>
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        <![CDATA[<p>「荷物は背負って見なくては重さがわからない。」</p>

<p>「荷物は開けてみなくては中身はわからない。」</p>

<p>わたしはこれまで「デザイン」という荷物を背負える体力をつける為に<br />
予備校に通い学校に行き就職をし転職をし独立した。</p>

<p>どんどん荷物は大きくなるがそれに見合う体力が無ければよりおおきな<br />
荷物を背負う事に躊躇もし、努めて改めてそれに挑んだ。</p>

<p>荷物は「おおきさ」だけではわからない。人がこうだといってもそれが<br />
そのまま的を得ているとも限らなかった。</p>

<p>人が「ちいさい荷物」と言っていてもそこにはぎっしりと中身が詰まっ<br />
ていて人からは「軽そう」で見過ごされていてもわたしにはそのモノが<br />
その後とてもおおきな意味を持つと背負った手応えで感じていた。</p>

<p>すべては実感しないとわからない。背負ってみなければわからない。</p>

<p>たぶんそれを言葉にしても大きくなるまでは理解されない。</p>

<p>ただ言えるのは、すべての荷物はその外観の大きさに関係なく慎重に自<br />
らは「重い」という覚悟をしていなければいけないという事だ。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
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    <title>美しき効率</title>
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    <published>2012-01-22T02:43:15Z</published>
    <updated>2012-01-22T03:54:49Z</updated>

    <summary>「デザインとは美しき効率である」 昨日事務所を訪ねてきてくれた青年から『アキタさ...</summary>
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        <![CDATA[<p>「デザインとは美しき効率である」</p>

<p>昨日事務所を訪ねてきてくれた青年から『アキタさんにとってデザインとは<br />
何か？』と問われてわたしは躊躇無く『効率かな』と答えた。</p>

<p>わたしは新しい仕事にあたって企画や設計の方に『その製品の理想はなんで<br />
すか？』と尋ねる。</p>

<p>どういう事ができてどうなるのが「望み」でありその製品の求めるところを<br />
聞く。現状の製品からその理想の製品まで「最短距離の直線」を引く。</p>

<p>そしてその直線に横たわる問題点や課題を考える。そういう作業の中からあ<br />
る仮説を思う。</p>

<p>すばらしい仕事をしている人ほど「挫折」を味わっているだろう。挫折とは<br />
直線状に現状と目標に直線を引いた人にしか用意されていない山であり谷で<br />
あるだろうと。</p>

<p>しかしデザインは「効率」だけではデザイン足り得ない。<br />
もし効率だけで製品足り得るなら数式で生まれたカタチですべてがまかなえ<br />
るがそれでは「ユーザー」の気持ちは動かない。メーカーの満足で終わって<br />
しまう。</p>

<p>ゆえにデザインにおける「美しい効率」には「人の感情に訴える要素」が含<br />
まれていなくてはいけない。</p>

<p>例えばダイソンは掃除機において革新的で「掃除」に対して高い効率をしめ<br />
しているが、ダイソンの特徴とも言える部品に施されている「赤」や「青」<br />
や「黄」という鮮やかな色は特に掃除の機能とは関係していない。<br />
さらに透明な本体は「吸引している」という事を使う人に訴える事において<br />
効率的だが不透明であっても問題は無い。そこにデザインの「機微」がある。</p>

<p>価格帯の機種のバリエーションを作る事において「効率的」であり購入者の<br />
購買意欲を高める効果に於いて「効率的」なのである。たぶんそれらの感情<br />
は数値化出来ない。</p>

<p>感情と効率の融合がデザインでありそれが「美しき効率」なのだ。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>端的</title>
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    <published>2012-01-21T10:06:58Z</published>
    <updated>2012-01-21T10:10:09Z</updated>

    <summary>あっけらかんとしたプロダクトでならなくてはならない。 そこにただただ存在し、あた...</summary>
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        <name>akita</name>
        
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        <![CDATA[<p>あっけらかんとしたプロダクトでならなくてはならない。</p>

<p>そこにただただ存在し、あたかもそれが人が作ったと思えないところまで<br />
技と手の後を抜き去る。</p>

<p>今まで覚えたテクニックや知識を一旦捨てて目の前にある「条件の僕（しもべ）」<br />
になってみる。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>継続性</title>
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    <published>2012-01-20T09:08:51Z</published>
    <updated>2012-01-20T11:58:38Z</updated>

    <summary>先日、ライターの加藤孝司さんが手伝われている早稲田大学の建築研究室が編纂中 の本...</summary>
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        <![CDATA[<p>先日、ライターの加藤孝司さんが手伝われている早稲田大学の建築研究室が編纂中<br />
の本中に掲載するインタビューの取材を西早稲田の理工学部キャンパスで受けた。</p>

<p>わたしが担当する内容は「持続 / 継続」でプロダクトデザインをキーにしてお話を<br />
させていただいた。</p>

<p>「継続するものは不器用でなくてはいけない」「単機能でありその単機能を極めた<br />
もの事こそが継続性へと導かれる」それがわたしが今感じている真理だ。</p>

<p>長く売られているものが「デザイン性が優れている」という結論は案外に導きだす<br />
事は難しい。</p>

<p>その代わり長く売られているものは、「その機能に対してとても素直に従順につく<br />
られている」かと思っていて外観的に洗練されていなくても「機能的」という意味<br />
では正解である事がある。</p>

<p>そこに「デザイン性」というキーワードで解答を求めても外観の洗練にしかならず<br />
結局は「初代」を凌駕出来なかった試行錯誤の歴史も知っている。</p>

<p>しかしなぜかそういう「デザインの限界」に気がついた事が失望にも意欲の低下に<br />
もつながらない自分が居る。</p>

<p>デザイナーは「カタチ化」することに優れている。カタチをカタチ化する訳ではな<br />
く、その製品の機能をカタチにし問題点をいちはやく関わる人達に「共有化」する<br />
事が出来るチカラがある。</p>

<p>つまり「結論」ではなくて「問題」を具象化する事が出来るのであって作業には<br />
「なにをすれば当たるか」ではなく（それもあるが）「なにをすればはずれるのか」<br />
を提示することが事前に出来るとも言える。</p>

<p>「不適合なもの」が消去されて「適合なもの」が選択されるという生物の進化形体<br />
が新陳代謝だとすると同じカタチが継続し増殖するのは難しい。</p>

<p>不適合はなにかを考える事はデザイナーにとっても大事な「進化」かもしれない。</p>]]>
        
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