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May 03, 2010


時間

またツィッターで「機能をふやすには技術がいるが、機能を減らすには哲学が
いる」
という言葉がリツィートされています。

そんなにいいかしら。

わたしとしては上の言葉を知ってもらうのもうれしいですが、dailystyleとそ
こに掲載されたインタビュー全文をまた多くの人に読んで頂ける事がうれし
いわけです。

文中でこう言っています。

優秀なデザイナーがそれぞれの企業にいて、みな頑張っていると思うわけで
す。ただ、思ったのは「良いデザイン」が出来ても一過性のデザインとされて
しまって、次のリニューアルでは全然そのデザインが踏襲されなかったりする
ことがあるのが残念ですね。それは単に企業単位でなく、日本の風土として
「過去の良いデザイン」というのが継承されていないし、尊重されていない部
分を感じます。一部のデザイン雑誌で過去の家具や人物を取り上げると、流行
が一局集中してしまって、あたかもその時代に数人しかデザイナーがいなかっ
たかのような印象をもたれかねない危うさを感じます。限定された資料や雑誌
では「同じような」ものしか生まれません。

建築や音楽などもプロダクトデザインと思って興味をもつ事が大切ではないで
しょうか。テレビを見るのも大事だと思いますよ。これからは「ヨーロッパや
アメリカ」でなく中国、韓国のデザインも同様に注目していくのも大切な教養
のように思います。

インタビューは2005年だったように思うのですが、今読んでも違和感が無い
というか、今読んだ方が言っている事が伝わるようにすら思います。

5年後自分がなにをしていているか想像もしていませんでしたが、この後に
てがけたMAもPrimarioもtrystramsもすべてこのインタビューの線上に
則っているように思います。

それにしてもまだこの時には、ハイアールの洗濯機も冷蔵庫もLEDの信号機も
生まれていなんですね。


05:42 PM