March 05, 2010
忘却力
今度のブックレビューに、外山滋比古著「思考の整理学」を取り上げます。
昨年から話題でありつづけている本ですが、基本発売から間もない本は取り上
げないスタンスなんですが、安心してください。最初に発売されたのは今から
20年以上も前の本です。
ブックレビューでふれていることはここでは触れない(ちょっと触れてます)
ようにしますが、キャッチフレーズ的な紹介をすると
『これは恐るべき予言と警告の書です。なんと20年前にウィキペディアの出
現を言い当てています。』となるわけです。
ははは 嘘ですよ。 長年の経験に裏打ちされたアイディアの出し方とまとめ
方が読みやすい文章で淡々と綴られているだけです。
しかし読み終えるとわたしのキャッチコピーの意味が理解できるかと思います。
恐るべきは書かれています。 それは「積極的に覚えた事を忘れなさい」と
いうことです。
知識のストックは機械がしてくれる。だからあなたはエネルギーをクリエー
ティブに注ぎなさい。そういう事です。
さらにその忘れるということが、「ある結果」を別のカタチで見せるでしょう
でしょうと。
そこから先は本文が出てからにしておきます。
予言の書と言えば、「思考の整理学」よりもさらに20年も前の60年代の初頭
に作家の安部公房さんがこんなことを言っています。
『コンピューターの発達により問題解決能力は人から置き換わられるであろう
、その時問われるのは問題提議能力だろう』と。 おそるべし。
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