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March 03, 2010


NOSIGNER

今年は、NOSIGNERさんの年だと思っています。

先日紹介した「REAL DESIGN」にも彼の事が大きく取り上げられていました
がそのデザイン誌に限らず、このところ名前を見る事がとても多い。

最初に会ったのは、今から三年前になるのでしょうかJIDAのデザインミュー
ジアムの選定表彰式の場でした。

自己紹介をしていただいたのがきっかけであり最初に名前を知ったはじめてで
もありました。さっそく事務所にもどって彼の名を検索して『なるほど』と
思ったわけです。つまり一度会うと印象に残る。

わたしは彼の臆さず自分を相手に伝えようとする姿勢が好きです。

わたしは同じ会場でその10年ぐらい前に展示会を開いた若いデザイングルー
プの事を思い出していました。 わたしはそのイベントに近い人とその人たち
について伺った時に出た言葉が忘れられない。『彼らには恥を受け止める勇気
がある』。

同じような感想をNOSIGNERさんにもつのです。

あたらしい事が「恥」を伴わずに生まれる事はない。
もしそうでなければそこには周到な準備とシステムが背景にある。

思うにNOSIGNERさんにとって「周到な準備とシステム」はすべて頭の中に
あって、その事の為に実際のエネルギーを使う気持ちはあまり感じられない。

そのエネルギーはすべて「あたらしいモノ作りとその場に関わるひとたち」の
ために注がれる。

「不用意な周到」ではなく「周到な不用意」をこころがけてすらいる。

不用意と書いても実際の彼はとても効率主義者であって無駄な事はいっさい
しない。

100のエネルギーが30しか相手に伝わらない事が判ればその「ロス」は日本
も海外も同じだと感じていて、その減衰を海外にそそごく事にした。

まだまだ日本の人たちに彼の姿は見えていないけれど、確実にその成果を
海外であげてきていて、姿が見えるようになるのが今年だとわたしは思ってい
る。 見えた時にはとっくに前を歩いている。そういう存在だと。

時代を知っている。そういう気がする。

今度は彼にそのあたりの話を。みんなと一緒に聞いてみたいと思っています。

タイトルは「アンテナ」。

10:50 AM