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February 03, 2010


育つデザイン

ちょっと前になりますがtoyama design store.org 現在進行形で「買い替える
必要がないものですべてが揃った」という一文が載っていました。

そこには80mmを2年使って感じた事が書かれています。
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世間では商品が発売された時がその商品の頂点である場合が多く、段々と終息
していきます。買った人も購入時はウキウキで、そのことについて話したり、
ブログに書いたりするわけですがその後どうなったのかはなかなかわかりませ
ん。でも、2年経った時の事をかけるのが個人であり、ブログの特権でもある
と思うのでこういうの書けたらいいかなって思っています。

中略

80mmにある大きな特徴が、色々な人によって、2年間ずっと広告されていた
こと。

これは、新規購入者の開拓と同時に、購入して現在使用中の人にも大きな影響
を与えていたと思う。

「今日も80mm、どんな人が買ったかな」という、楽しみ。

blogなどで新しい写真を見るたびに80mmがまた更新されて見えたのです。
製造と販売、購入者によるすべての80mmに関わる人々の複雑な仕事と作業
が、買い替える必要が無いすばらしく単純な湯のみを創ったということです。

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デザイナー冥利につきる言葉だと思いました。報われたといってもいいかもし
れません。

わたしが自分の製品について「発売後」も書き続けていることを「ふつうじゃ
ない」と思う人がいるかもしれませんが、出来たら終わりじゃないと思うのは
プロダクトデザイナーに必要な「感覚」だとわたしは思っています。

作る(デザインする)快楽もいいですが、育つ(使い続けられている)のを
見る快楽。 はかなりいいものです。

育つとは限りません。 先に書かれているように使われると「ばれちゃう」と
いうかそのものが使った時には見たときとちがっちゃうことも「あるある」
わけです。

素材選びは「育つ」ということこと無縁ではありません。
わたしもずっと80mmを使っていますし、ケトルを使っていますしHUBSTYE
も使っています。

セラミック・ステンレス・革そういう素材は「育つ」ためには必要な「栄養
分」を含有している土でもあり鉢でもあります。


10:53 AM