November 03, 2009
図形デザイン
一昨日は、100%DESIGNへ。
矢原拓(やはらたく)さんが立ち上げたブランド「graind」を見に行きまし
た。
カンチレバーの椅子、掛け時計、LEDの照明スタンド,LED球などが展示され
ていました。 プロダクトデザインも切れがいいのですが、そのカタログをは
じめとするグラフィックの完成度が高いのです。
ブランドと書きましたが、展示されているものは自主的なプロトタイプがメイ
ンで100%DESIGNはプロモーションの一環だそうです。
ちなみに「graind」の意味をお聞きしたら『もともとグラフィックデザイン
を勉強していて、その後プロダクトをデザインするようになった経歴があるの
で、グラフィックデザインとインダストリアルデザインの融合を意識して、そ
れぞれの頭の文字「gra」と「ind」をあわせてできた名前だそうです。 な
るほど。 なによりももっといいのは矢原さんの人柄でしょうね。
なんだか紹介記事のようになってしまいました。
昨日は、二度目のDESIGNTIDE2009へ。
100%はメインの部分を大企業や学校のプロモートスペースで占められていて
来場者がほんとは見たいかと思っている個人や事務所のブースが左右に別れて
しまっているレイアウトがちょっと動線として残念ですね。
それに比べるとDESIGNTIDEは「均等感」があって、勝負はあくまでも展示
されている個人の「ポテンシャル」にかかっているところがわたしは好きで
す。それから展示ブースにかける労力や費用格差を運営側が一括して担ってい
て展示する人はモノに集中できるところが、あの全体展示の良さだという
ことに2回目で気がつきました。
今回は先日もふれたNOSIGHNERくんと、彼がデザインしたソファーで結構
長い間「座り話」をしておりました。ちなみに彼のブースは大人気でした。
そこで話題となったのが「図形的なデザイン」という話。
先日の「この10」年展に来てくださった米田明さんの手がける建築に見
られる図形的な処理、谷尻誠さんの建築に見られるエッジの効いたカタチ
熊谷彰博くんのiidaの為にデザインした携帯スタンドMONOLITHOLDそして
NOSIGHNERくんの本立てに見られる「隠れた三角形」など、それらには
「図形好き」とも表現したくなる共通性が垣間みられます。
さらに拡大解釈すると「MILE(参)」が今回展示していたカーボンファイバー
の「スツール」にもそういう「図形」が内包されているんじゃないかと思いま
す。
そしてそれらに通じるのは「建築・グラフィック・プロダクト」を網羅した
造形感覚であり、すべてを束ねているのは図形なのかと思うのです。
わたしもすきな世界だし。
10:51 AM


