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November 30, 2009
植える人
話がどんどんさかのぼるのですが、九州へ向かう同日の午後、坂井直樹さんと
Pdwebの企画で対談をさせていただきました。
先日の「信号機展」のオープニングトークにもお越しいただいたのですが、
ゆっくりお話を聞ける状態でなかったのでその対談を楽しみにしておりました。
その内容については、たぶん新しい年に公開される時をたのしみにして頂く為
にふれませんが、坂井さんのブログが毎日更新されていてその話題も多岐にわ
たっていて情報の量と多様さに驚くのですが、当日のお話も同様に圧倒的でし
た。
何日か経て今思うに、坂井さんの考えと行動は「植樹」に近いような気がします。
今「広葉樹」が増えている(流行している)とすれば、「針葉樹」を植える計
画を練る。 「針葉樹」が増えすぎれば今度は「広葉樹」を植える。
それは「うつり木(移り気)」とは意味が違う。
トータルバランスというか「この地球には広葉樹も針葉樹も落葉樹も常緑樹も
はじめから必要があって生まれたものである」そういう哲学なんだと思うので
す。自然のままを意図的に作り出す感じでしょうか。
それと思う一つ感じたのは、「人」という木に対する絶対の信頼でしょうか。
坂井さんが見初めた『この人だ』という確信はゆるがない。それは流行を突き
抜けた見識であって決してその人にふさわしくないものを依頼しないように思
います。「広葉樹の枝に針葉樹をつける」ような事がない。
数時間でなにが判る訳でもないのに、ここまで推してしまうのもおかしくも
ありますが、坂井さんも同様にわたしから「なにか」を推し量っていたことだ
と思います。
わたしは「木」。坂井さんは「植える人」。
05:39 PM
おとぎの国
今回九州に向かう飛行機が「ポケモンジャンボ」でした。
これまで空港で停泊しているのは何度か見ていたのですが、自分が乗る事にな
るとは。実は夜の便だったので、降りるとき座席シートにかけられたヘッドカ
バーにポケモンの絵が描かれているのに気がついた。要するに中は「ふつう」
のジャンボです。
大阪について実家に向かう在来線に乗ってびっくり。
「整列乗車に協力お願いします。」ポスターのキャラクターに「チェブラー
シュカ」。そして関西の有名な大学の案内に以前パルコにも使われていた瞳の
大きな女の子の人形キャラクター。
さらに最寄り駅でびっくり。ただでさえ派手だと思っていた「かものはし」の
キャラクターが施されていた黄色いチャージ機のとなりに、定期券の発行機が
すごいピンク色。
ルックライク遊園地。 関西はおとぎの国と化していました。
東京に戻ってきてSUICAのチャージ機を見てなんだか「現実」に戻ったよう
な気分。
そう思って今朝見ていた情報番組で芸能人の結婚披露宴でキティーちゃんとと
もにお色直しして登場したというお話。
勇気ってなんでしょうというお話。



04:23 PM
November 29, 2009
d
そういえばD&DEPARTMENT OSAKAに「d」が沢山ならんでいたので、ス
タッフの方にお聞きしたところ最近再版されたそうです。 それは思うにd
design travelの発刊ともつながっているのでしょう。
ひさしぶりに「d 11号」が並んでいる様をみました。 そう「中学生のための
プロダクトデザイン入門」が掲載されているグレーの表紙の号です。
あの文章を、ひとりでも多くの人に読んでもらえたらと今でも思っています。
07:46 PM
青蓮院門跡
土曜日 ひさしぶりにd&Dosakaで打ち合わせを兼ねて昼食。
家人が朝メールで『国宝が1000年ぶりに一般公開されているそうですよ。』
と教えてくれたので心斎橋から地下鉄に乗って新大阪に行き京都へ新快速で向
かう。 ちょっとびっくりした。新大阪から京都までわずか25分しかかから
ない。 京都駅に着いたのが4時少し前。 そこからバスで知恩院を目指す。
小学生の頃から初詣は京都だった。八坂神社・知恩院そして平安神宮という
コースを何度も通っていたのに青蓮院門跡が知恩院の隣に位置している事を
初めて知った。 京都は何度行っても「知らない」わけです。
知恩院に向かうとちょうど正面に月が出ている。「月はおぼろに東山」という
フレーズが浮かんできましたが、ほんとに東山に月がかかっている。
青蓮院門跡についたのは4時30分すぎ。50人ばかりの人が列をなしている。
『開門は5時までです。それでもよろしいですか?』という係の人の声を聞き
ながら入る。 当日と前日にこの場所を朝の情報番組で紹介していたそうで
昼時だったらどれだけの人が並んでいたのか想像にかたくない。
青不動。すっと見てすっと先に進む。あたかもルーブルのモナリザのごとし。
お庭も美しい。 「京都を知らない」と書きましたが、紅葉のさかりにこう
やって京都に立っているのは実ははじめて。 京都の紅葉は12月にさしかか
らないとほんとには赤くならない。ゆえにいわゆる「行楽のシーズン」の
後にピークが来る。 撮った写真を見るとすでに夕暮れで「ぱしゃ」っと撮る
わたしのスタイルではみんなピントがぶれていました。
四条河原町で「ルーチン」のニシンそばを食べてすぐにバスで京都駅に向かう
京都にいたのはわずか3時間。



06:45 PM
November 24, 2009
展示を終えて
昨日の5時から6人で搬出の作業をはじめて6時にはすべて終了。 手際命。
というか「そういう規模」の展示会でした。
『なんだこれだけ。』そういう声がちゃんと聞こえています。
そうそれだけ。
わたしはそれを恥ずかしいとは思っていません。 そういう展示会であっても
「人に届く」そういうことを示したかったのです。
それはこの「事務所」もそうです。6帖と3帖ほどの部屋でちまちま仕事をし
ています。 そこでこの10年の作品がすべて生み出されました。
そういえば昨日、会場に向かう為にいつもの道を渋谷に向かっていたら、いつ
もの交差点の信号機が新しくなって「アキタ信号」に変わっていました。
一昨日乗り換えで上がった山手線の大崎駅のコンコースに「SUICAチャージ
機」の新型が導入されていました。改良型。 その機械の足下に「一号機」
なんてシールがわざわざついていました。
わたしは思うにあまりにもデザイナーは「みば」にこだわりすぎる。
「その先」のカタチはないのか? ずっとそう思っています。
どんどん知られてきてますます「縮む」そんなデザイナーがいてもいいだろう
そう思うのです。 勇気は「行く事」かもしれないけれど後ろに行くのは
かっこわるくてそれこそ勇気がいるものです。
10:40 AM
November 23, 2009
リンク
「信号展」を取り上げて頂きありがとうございます。 みんな目を通させて頂
いております。
http://san3kichi.blog122.fc2.com/blog-entry-250.html
http://www.coasterdesign.net/2009/11/post-233.php
http://tyunsuke.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-0e9f.html
http://takerui.com/2009/11/michioakita-exhibition/
http://smak.exblog.jp/10483781/
http://contine.jugem.jp/?eid=278
http://ameblo.jp/mai-tells-you/entry-10393818078.html
http://ameblo.jp/mypeace-myspace/entry-10393025769.html
http://blog.abakane.com/2009/11/signal.php
http://tokyopasserby.blogspot.com/2009/11/02.html
http://jkitz.blog88.fc2.com/blog-entry-492.html
http://form-design.jugem.jp/?eid=496
http://blogs.yahoo.co.jp/sakainaoki1947/60571578.html
http://d.hatena.ne.jp/kugehajime/20091119
http://blog.iglu.jp/2009/11/18/now-idea-akita/
http://teckitooo.seesaa.net/article/133385145.html
http://forafterhours.jp/blog/2009/11/post_715.html
http://t-house-blog.jugem.jp/?eid=284
http://ameblo.jp/rachelchan/entry-10391504047.html
http://blog.livedoor.jp/tyo_m/archives/51455470.html
http://torusato.blog.so-net.ne.jp/
01:30 PM
November 22, 2009
余韻
今日あたりからちょっとその「余韻」から抜けられてきたような気がします。
わたしはあのオープニングの終わった後から「しあわせ疲れ」というかぬけが
らちゃんのようになっておりました。
表面上日常生活はふつうに行なっておりますが、内心「ぽわーん」でありま
す。
なにせわたしはお礼のメールもあまり書けていないのです。
その「余韻」はわたしだけのものではないと思っています。
あのオープニングに来てくださった100人以上の人たち、そしてその後に観に
来てくださった人たちにも「余韻」が残っていると思います。
多くの人にブログで触れてくださっていますが、まだまだ考えがまとまらなく
て書きあぐねている人も多くいると思います。
オープニングでもいいましたが、あの会場は床がたたきのようで黒い、それは
「道路」に近いものだからあの会場を一目見て気にいったのです。
歩行者のマークを切り取った未来信号は「照明器具」のようでもあり、ひとつ
の現代美術にも映ります。たぶん大きな白い美術館の空間であればもっとその
存在は輝くでしょう。
しかし信号機は街にあります。 いつでも観るとこが出来るありふれた製品
です。 そういう空間でないところで使われているのです。
あの展示会の目指すところは「リアル」です。
そのリアリティーによって街と公共機器デザインの関わり方に「意味」が見え
たのです。
それを知った人たちには、道をあるくとき頭上に「意味」が下がっているよう
に気がついたのです。
この展示会の意味は余韻はたぶん何年もつづくでしょう。そういう事を証明
してくれるデザインが私以外の人からも生まれるようになるそういう気がしま
す。
01:19 PM
November 20, 2009
谷尻さんのこと
トークショーにつきあってくださった谷尻さんですが、ほんとに話に説得力が
あってその張りのある声に、となりにいながらわたしは魅了されておりました。
生まれついての「キャプテンシー」というかグループの長となるべく生をうけ
たそんな印象を受けました。
それから感心したのは、「建築」という得意というか仕事にしていることと
見事に距離感というか、そういう部分に依存しなくてもちゃんと話が出来る
という客観性です。 ちゃんとそういうものを「密閉」して持ち運べるチカラ
をじました。
谷尻さんにトークショーの依頼をちゃんとしたのは、DESIGNTIDETOKYOの
会場入り口だった事は、以前にも書きましたが、ご自身が設計された会場の
しかもオープニングパーティー直前というまさにその場の主人公として君臨し
ていいタイミングにお話ししたのですが、まったくその時も「ふつう」の時
に変わらぬ態度で接してくれることに内心おどろいていました。
冷静さと熱さのバランス感覚がすばらしい。
わたしは彼がきっと日本を代表する建築家になるだろうと感じました。そして
そうなってほしいと思わせるすばらしい人です。
02:02 PM
PLEASE
あるホテルでのこと。
ドアによくかけれているプレートに『おこさないでください』とひらがなで
おおきく書かれていました。
いいなあと思ったわけです。 やさしい。
DON'T DISTURB 直訳すれば『邪魔するな』いったいだれに向かってそんな
に偉そうなことを言っているんでしょう。
まあそういうことも感じないまま「慣習的」にそのまま輸入されて日本でも
定着しちゃった感があります。 ここ日本のホテルでは働いている人はほとん
ど日本人ですよね。 じゃあ日本語で「邪魔するな!」と書くべきですよね。
そう考えたときはじめてこの言葉の重さと至らなさに思いが至る訳です。
英語で書くなら文法として正しいかどうかは別として「PLEASE KEEP
DREAMINNG」そういうしゃれっけがあってもいい。
そうわたしは「プリーズ」という言葉こそがデザインであって、DON'T
DISTURBという書体がかっこいいとか色使いがきれいだとかプレートの
カタチが面白いかには興味がわかないのであります。
デザインが「する側の論理」から「される側の論理」に変わる事こそが、わた
しがなさればならない事だと思っています。
11:00 AM
November 18, 2009
橋
11月6日、新宿のOZONEで開催されていた「つなぐデザイン展」のオープニ
ングに参加しました。
愛知芸大の後輩である本田敬くんが静岡のメーカーと組んで作り上げたソファ
ーを見る為に。
その場で本人たる本田君とそしてAXISフォントで有名なタイププロジェクトの
鈴木功くんと会う事ができました。
彼らともうひとりformroomを手伝ってくれていた玉木くんを入れた三人の
たのもしい後輩との出会いは、おおげさにいえばわたしの人生を変えました。
彼らは聡明でビジョンがあってそして同じデザイナーであるわたしへの敬意を
感じたのです。たぶんそこがいちばん大切なところかもしれない。
でもそれは知られているとかいないとか「うまくいっている」「うまくいって
いない」ではなくて、同じ仕事をしてるからこそ感じる「嗅覚」というか動物
的なポテンシャルへの感性のようなものなのかもしれません。
デザインといういささか「斜に構えた」お仕事ではそういう事がしょっちゅう
ありそう思うかもしれませんが、そういう経験はそうあるものではありません
そしてそういう人を三人もほぼ同時に知るというのは希有な体験でした。
わたしは直感的にこの中でリーダーをしなければいけないという風に思いまし
た。マネージメントではなく「群れのリーダー」という感じ。
なんだか燃えたわけです。雄ですね。それは5年前の事だった。
彼らのポテンシャルはもともと高い訳ですから、なにをしても驚かない。そう
なるだけのチカラがあるのですから。
逆に自分が心配なわけです。 でもそういう期待じゃなくて「目線」はわたし
を鼓舞した訳です。
なにせ「そこまでではないのにたぶんそうなるだろう」ということを4年も
5年も前から言っていたのですから。それをなさねば。
ふたりに会うのは1年ぶりぐらいですが「言った事はした」という気持ちのわ
たしはふたりに言いました。『そこは越えれるかもしれない。越えたかもしれ
ない、でもそこには橋はかかっていない。』『みんながみているデザインの橋
は幻だ。』と。
今日は展示会のオープニングです。そして昼にはJ-WAVEの番組にでます。
そういう時にこの話を書きたかった。
10:10 AM
November 16, 2009
moonlinx
moonlinxに「新東京百景展」にちなんで公共デザインのあり方についての
インタビューが掲載されました。
自分で書くのもなんですが、なかなか面白い内容かと思います。
10:34 PM
青木さん
なんだかほんとに人のつながりというのはすごい。
動いていると動いている人が見えるものなのかもしれない。
今日会場の準備をしているときに紹介していただいたのが、クリエーティブ
ディレクターの青木昭夫さん。
DESIGNTIDE TOKYOのディレクターの一人で、伊勢丹で開催された間伐材を
利用した鳩時計の展示会をコーディネーションされた方でもあります。
その青木さんのブログにさっそく今回の展示を詳しく紹介していただきまし
た。 なにせDESIGNTIDE TOKYO 2009の会場デザインをてがけた谷尻さん
と明後日には鼎談につき合って頂く訳ですから、そのつながりにびっくり。
さらにびっくりしたのは明後日出演予定のJ-WAVEの番組の今日ゲストがナガ
オカケンメイさんだということです。
10:16 PM
「新東京百景展」は「つぎの10年展」だった
今日セッティングしてきました。
信号電材渾身の「2作」は実に見事でした。
この2点を見るだけでも価値があると確信しました。
信号機から飛び出した「紳士」はすごくかわいいし、薄い信号はほんとに薄い。
未来がここにある。 これは「つぎの10年展」のはじまりです。



09:42 PM
展示

こういう感じになりますよ。
12:06 PM
状況をたのしむ
先日講義をさせていただいた千葉工大の学生さんの何人かがブログでその時の
様子と感想を取り上げて頂いて、たのしんでもらえたようでわたしもうれしく
思います。
わたしはあらためて自分が学生の時「一筋縄でいかない学生」だったことを
良かったなあと思っています。
とは書いても学校に出ないとか作品を出さないとかという困ったくんではな
かったのです。ちゃんと学校に行ってちゃんと作品は提出していました。
内面ですね。 そんなに外には出していなかっただろう内面が「一筋縄でいか
ない学生」。
たぶんいつかは「話す側」になろうと思っていたんだと思うんですね。
そしてそこには「サービス精神」と「柔軟性」そして「現場力」が要求される
のではないかと思ったんだと思うんですね。
じゃあ自分が尊敬する先生が「サービス精神」と「柔軟性」そして「現場力」
に優れた人物ばかりかといえばそうでもないのです。
たぶんいつも同じ事を繰り返していても尊敬はするのですが、そういう人は
ものすごい優秀な人なんだと「感じる」からだと思うんです。畏敬ですね。
そういう人には「なれない」という自覚がすでにあって今もそうはなれて
いないのですが、そういう「セカンド」としては、やっぱりユーモアがあって
何が起きても笑い話に置き換えられるそういう人がいい。
それはなにも講義だけの話じゃないですね。デザインにおいてもそう思って
います。
09:45 AM
November 15, 2009
規模をたのしむ
明日にはmoomlinxに「信号機展」にまつわるインタビューが掲載予定です。
18日にはFM放送「J-WAVE」の午後の番組に出演して「信号機展」のお話を
させていただくことになっています。
エキサイトイズム・OPENERS・CINRA.NET、そしてmoonlinxと主要なデザ
インを扱うポータルサイトで今回の展示の告知をしていただいたわけで、なに
かすごく責任を感じる訳ですが、先に書いておきますが、会場はコンパクトだ
し内容もすごいわけではないので、見に来た方々が演出や規模に過剰に期待し
てもらって(未来信号は、期待してもらっていいかと思いますが)、なんだか
裏切られたような気分になられては困る訳です。
わたしの今の持てるものを正直にそのまま見てもらうそれしかないのです。
小さいけれど濃密な展示をしようと思います。
余白の美学はないけれど、それは会場を出た外とのコントラストで味わってく
ださい。 新装なった根津美術館もすぐ近くです。
06:58 PM
flyer collection
06:26 PM

03:08 PM
November 13, 2009
OPENERS
OPENERSに掲載されました。
01:37 PM
November 12, 2009
空
中林鉄太郎さんのサイトで信号機展の事を取り上げて頂いたのですが、そこに掲載
されていた写真の中のパソコンに信号電材のサイトが載っていたので、わたし
も見てみました。
『ああ、大牟田は晴れているんだ。』東京は雨まじりのどんよりした曇り空な
だけにその青空がまぶしい。
と言う風になるように「考えた」のです。このサイトは。
実はサイトの空は九州の大牟田市のお天気とリンクしています。
ちなみに夜になれば「夜」になるし天気がよければ夕焼けもでます。
出張先からサイトを見たら今日本が昼なのか夜なのか。地元の天気がどうな
のかわかるしかけになっています。
03:07 PM
特別講義
昨晩は、津田沼にある「千葉工業大学」で特別講義をさせていただきました。
山崎研究室の山崎先生が、その見識と人望をもっていろんなジャンルから集め
てきた「知識のチップ」が学生さんのこころとセンスに埋め込まれていく。
そんなサイバーなプログラムの一環にこんな「バグ」なおじさんが入っていい
かと思うのですが、そういいながら2年目であり「来年も呼んでね。」「オッ
ケー」というやりとりもあったのでそうなるかと思います。
さて昨日は、先日開催した「この10年展」で使用したわたしがデザインした
製品の写真パネルをそのまま持っていきました。
ミニ展示会を開いた訳です。
わたしはパワーポイントはあまり使いません。だれにでもプレゼンテーション
が出来るようになる便利な道具ではありますが、「話したい事」いっぱいの
自分が使うと「言葉がやせる」ような気がして「不便の中で生み出される生の
ことば」こそが、聞く相手にとどくんだ。と思っています。
わたしは一回一回その時に来てくれた人たちの表情や反応をみながら内容が
どんどん変わります。 「フォーマット」作れば楽だと知りつつも。
自分では「届いた講義」だったと昨日を振り返っています。
さいわいにも山崎先生にも「去年よりももっと流れが来ている人」という認識
をしてもらっていたようなのでそういう勢いがあったかもしれません。
わたしは呼んで頂けるならずっとしたい。 このまま上向きでずっと行くとも
思わないですが、その人の好不調もふくめてが「生きる教材」なんだと思いま
す。
追伸
ちょっとアイディアを思いつきました。「この10年」ミニ展示会を望まれる
学校や団体時には「個人」の方があったらお話ください。パネルを持参して
うかがいます。 こりゃ「フォーマット」ですね。
10:39 AM
November 11, 2009
CINRA.NET
CINRA.NETに信号機展の情報が掲載されました。
ちょっと画期的と思ったのは、文章。
『秋田は、デバイスタイルの一本用ワインセラーやMAのデザイン家電などで
知られるデザイナー。・・・などからも、秋田の成果を見ることができる。』
なんだかかっこいいんじゃないですか。「秋田は、」
わたしの存在が「共有」されているというか、このライターの方の「こころの
収集箱」に普段は納められていて、いざというときに『どうだ!』とその場に
置かれた感じ。 なんだかおおきなクワガタみたいです。
『秋田道夫さんは、』と書かれるとちょっとくすぐったいし。
ところで、「こういう記事が載りました」という紹介文でタブーなのは
『CINRA.NETさんというサイトで取り上げられました。』という書き方。
「・・・という」と書くところがタブーです。
02:42 PM
November 10, 2009
大事なこと
エキサイトイズムに「信号機展」の情報が掲載されました。書いて頂いたのは
ライターの本間さんです。
どうしてこういう並びの写真を載せたかといえば、「並んだ姿がいいなあ」と
感じたからです。なんだかさわやか。 ふつう自分ではそういうことは言わな
い? でもこれがわたしのかたちです。
これからどんどんいろんなポータルサイトに信号機展のお知らせが出る予定に
なっています。 来週にはインタビュー記事もでます。
もしみんなが『いっぱい出てる人が活躍している人だしその話をきくのがいい
よね。』と思っているなら、わたしはそんなことは大切じゃないと言いたい。
じゃあなぜ出るかと言えば、わたしが有名無名関係なく「話を聞いてくれた
人たち」へのちょっとしたプレゼントです。
04:25 PM
November 09, 2009
実使用という重さ
この2つのブログをひとくくりにしてしまうのは、とてももったいないのです
がさりとて別に日にひとつづつ取り上げると今度はまたなんだか変な気にな
るのでやっぱり一緒に紹介させてもらいます。
ふたつの記事に共通するのは『そこまで気がついてくれて、この上なくわたし
はしあわせな気分です。』という事です。
HASH BLOGで、「この10年」展のことを取り上げてくれました。
会場にぶら下がっていた「実使用」のHUB STYLEをこの展示の「核」ととら
えてくれた事にとても感心したのです。そして80mm。
toyama design store.org 現在進行形 では、その80mmについて書いて
くれています。 「実使用」2年。
これ以上無いほどの大賛辞をいただいています。
でもわたしはどちらもすごいデザインだとは思っていません。
でもそれはデザインが「買ったとき」の晴れ姿だけでなく「毎日使うと一ポイ
ントデザインポイント差し上げます。」という制度が合ったらかなりの
「ベストデザイン」になるようには思っています。
「つぎの10年」展でも展示したい。


08:35 PM
なにかをするということ
なにかをすることには、二つの側面がある。
ひとつは「すること」そのものですが、もうひとつ大事なのは「すること」に
よって「していない」ことに「意味」が発生することです。
つまりすることによってしていないことが浮き彫りになっていく。
もちろん「しなければ」「していない」は単なる「空虚」でしかないのです
が、することによって「空虚」は「空間」に生まれ変わり、「間」に変化して
いくのです。
空間は意思でできているのです。
01:44 PM

11:03 AM
November 08, 2009
「この10年」展を終えて
今日無事に展示会を終了しました。
この展示会は、わたしを客観的に見直す為の「行為のかたち」でした。
その行為の様をみんなに見てもらうことが展示でした。
あの展示には重要な一枚の写真が抜けていました。
それは「このブログ」の写真です。ブログは製品じゃないのですが、わたし
を決定づけた重要な「プロジェクト」でした。
このプロジェクトは日々更新されているのですが、その「更新のスピード感」
を写真に残せれば面白かった。
08:04 PM
November 07, 2009
デザインメソード
わたしは30年程前にいったニューヨーク近代美術館の工業製品コーナーの
収蔵品を見てひとつの結論を見いだした。
「単純なカタチほどパーマネントであり評価されている」と。
いけませんね。20代にそんな結論を見いだしては。それまで製品に入れる文
字の高さは「1.25がいいのか1.20がいいのか。グレイはパントーンのクール
グレイの何番か?」そういうのが頭からふっとんでしまいました。
まだまだ習うべき立場なのにいっきょに「デザイン仙人」のようにふけこん
だ。ニューヨーク近代美術館はわたしにとって「たまて箱」だったわけです。
さてさて美術系の大学を受けるにあたってデッサンを習うのですが、その初期
段階で出会うのがこの三角錐に円筒がささった物体。
わたしは昔から「貫入」というのが好きなんですが、その貫入のはじまりが
このカタチです。
一度展示会をしたいと思っているのが、この三角錐をはじめデッサンのモチー
フたる四角や三角を並べて、その下に好き勝手に『どう製品に見えますか?』
という質問の答えを来場者に書いてもらってわたしが実際に「その製品」に
してしまうわけです。おもしろそうですね。
そのサンプルが下の絵。 一応ラジオ。Primarioはいいえて妙ですが。


05:35 PM
November 05, 2009
建築愛
いいなと思ったので。
12:10 PM
November 04, 2009
ゆわかしケトル
ほんとに上手くサイトを作られるものだなあ。と感心したので掲載させて
いただきました。
ここに書かれているコメントは、ほんとに的をえていてうれしいのですが
たぶん実際に使われているかと思うんですね。
わたし丸2年以上ほぼ毎日そして一日に三度ぐらい通電していますが、まった
くこれまでトラブルが一度もありません。
ふたが外せるようにしたのは、正解でした。細かい細工が無い分しっかりして
いますし、がばっと開くので水も入れやすい。なにより内部になんの突起も
ないせいか、まったくカルキが付着しないのです。
そして湧いた時にスイッチが解除された時に出る「カチっ」という音が湧いた
ことを知らせてくれてこれがなかなかに重宝です。
この製品は「デザインで買ってもらわなくてかまわない」です。
毎日使って信用できるそういうケトルが欲しいと思ったら買ってください。
家電ウオッチに使用リポートが載っています。
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2008/07/25/2649.html
06:29 PM
谷尻さんのこと
DESIGNTIDE2009の会場を作っている様子が「OPNERS」に掲載されていま
す。
http://openers.jp/interior_exterior/ispecial/DESIGNTIDE2009_1030.html?rp=it1
05:40 PM
打たれ強いデザインを目指して
展示を見ていただいた方は、きっとその「どかん」とした展示にびっくりされ
たと思います。 展示室に飾られた製品写真とのギャップにも驚かれたと思い
ます。
わたしは「すっぴん」で勝負したい。といつも考えています。
わたしのデザインしたものは、基本「どこでも購入できるようでありたい」と
思っています。
「どこでも」を侮っては行けません。いったいどんなところに展示されるかわ
からないわけです。
そういうところを展示台とかPOPが無くても「様になるように」そういう
力強さをカタチにこめています。
展示というか販売されているお店はとにかく、買ったお客さんはいったいどう
やって使っているか。それはたぶんそうとうにすごいと思います。
そういうところにあって「場を引き上げる」チカラをこめています。
少なくとも「ここには似合わないかなあ」なんていう繊細さはわたしはしませ
ん。
そうそう、会場にも製品の「化粧箱」を並べておきましたが、展示場でその
化粧箱が場を引きあげるチカラがあればいいなと思っています。
あの展示のしかたは、わたしなりの「かたち」です。
05:28 PM
芯
「この10年」展の会場に掲示し配布もしているテキストを掲載します。
「この10年」展
プロダクトデザイナー秋田道夫の場合
21世紀最初の10年間についてプロダクトデザインの系譜を書き留められない
ものか。そういう思いがあって、まず「自分の10年だけでも明らかにしてお
こう」というのがこの展示会の主旨です。
プロダクトデザインの勉強を始めた時からすでに40年近い歳月が経ちました
が、わたしのデザインはほとんど「フォルム(造型)」が変わっていません。
デザイン学校バウハウスと建築家ミース・ファン・デル・ローエ、バウハウス
の系譜であるブラウン社の初期の製品というドイツデザインの図学的でシンプ
ルかつ堅牢なカタチ。それから1960年代から80年代初頭までのイタリアのデ
ザイナーであるマリオ・ベリーニやエンゾ・マリに見られる基本形の応用と素
材の組み合わせの絶妙なカタチ、このふたつの国で生まれたデザインがわたし
の造型の「芯」です。
80年代にはプロダクトデザインの世界に劇的な変化が生まれました。それは
コンピューターの普及です。90年代に入るとハードウエアもソフトウエアも
急激に価格が下がりはじめ個人のデザイン事務所でもコンピューターによるデ
ザインが可能になりました。そして製造側もコンピューター制御の工作機械が
導入されて、かなり「自由」な形状が容易に加工できるようになりました。
わたしは、その「自由」によって実は「不自由」になりました。プロダクトデ
ザインの世界に「奔放な色とカタチ」があふれるようになって、自分が「芯」
と思っていた直線と円の組み合わせがなんとも物足りなくなり、「自分らしか
らぬ」世界に足を踏み込んだのです。カタチの「芯」もなければ「物差し」もな
い10年だったと思います。どこまでいってもここで止めるというポイントが
見いだせない世界でした。
なによりも問題であるのは、わたしがプロダクトデザインを利用した「造型作
家」となって自分のアピールだけに終始し、使う人というとても大切な視点が
欠けていた事です。
その世界から抜け出すきっかけになったのが、98年にデザインした公共機器
セキュリティーゲートと2002年にてがけたデバイスタイルのデザインでし
た。
会社員時代に業務用の製品を多くデザインしたときの気持ちが蘇り、「カタ
チ」ではなく「使い勝手」「堅牢性」というロングライフたりうる素材と形状
を素直に追い求めることによって「結果生まれる」カタチの大切さを気づくこ
とになりました。
「使う人が主人公で製品は道具に徹する事」この考えがわたしのデザインを支
えるようになりました。素材も耐久性のあるステンレスが多くなり、カタチも
シンプルでミニマルなスタイルに戻りました。その後に手がけた
MA(Modern design for All)ブランドの生活家電、ハイアールの冷蔵庫と
洗濯機どちらの製品についてもそういった考えが色濃く反映されています。
デバイスタイルが生まれた頃から、ある意味一世を風靡した「デザイン家電
ブーム」がやってきました。わたしはデザイン家電の定義を「生活をたのしむ
人たちのライフスタイルに適したインテリア性の高い生活家電とその周辺」と
考えていますが、どうもそこで展開されているデザインの傾向にはぴったりと
はまる事は出来ませんでした。
その前の10年であればカラフルでプラスティックな形状を生み出したかもし
れませんが、たぶんそういうデザインをしていたらわたしには生活家電のデザ
インは、手がける機会が生まれなかったのではないかと思っています。
個人で使うものに「公共性」「社会性」は存在しないのか?家の外と家の中で
そんなに人の「立ち居振る舞い」は変わるのか?そういう仮説をもとにわたし
は「公共機器」と「個人向け製品」を一度「一列」に並べて考えるようになり
ました。
そういう中から「しつけのあるデザイン」というコンセプトが生まれました。
人の目があるか無いかではなく自分の中にあるけじめを大切にすること、そう
いう人の日常をサポートするようなデザインの有り様を大事にした「かたち」
を思うのです。
本来、デザインは「個性的」なものであると思いますが、わたし自身は「社会
性」の中に「個性」を見いだした。そういう10年だったと振り返っていま
す。
2009年10月30日
プロダクトデザイナー 秋田道夫
04:52 PM
未来信号くん

今朝九州から「かわいい」宅急便が届きました。
写真展に展示予定の「未来信号」の試作品です。
わたしは厚めのアクリルで下からライトアップする感じでいいかと思って
いましたが、そこはプロ集団。 実際に採用される可能性が低くても
「実現した時」を見据えた試作作りになりました。
アルミの厚板を幅2ミリほどで信号のキャラクターのアウトラインにそって
カットされています。 すごくなめらか。 すごいの一言。
実際展示場に並ぶものは白く塗装されてしまうのでこの感じは見えませんが
この試作の試作も並べます。
11:13 AM
November 03, 2009
図形デザイン
一昨日は、100%DESIGNへ。
矢原拓(やはらたく)さんが立ち上げたブランド「graind」を見に行きまし
た。
カンチレバーの椅子、掛け時計、LEDの照明スタンド,LED球などが展示され
ていました。 プロダクトデザインも切れがいいのですが、そのカタログをは
じめとするグラフィックの完成度が高いのです。
ブランドと書きましたが、展示されているものは自主的なプロトタイプがメイ
ンで100%DESIGNはプロモーションの一環だそうです。
ちなみに「graind」の意味をお聞きしたら『もともとグラフィックデザイン
を勉強していて、その後プロダクトをデザインするようになった経歴があるの
で、グラフィックデザインとインダストリアルデザインの融合を意識して、そ
れぞれの頭の文字「gra」と「ind」をあわせてできた名前だそうです。 な
るほど。 なによりももっといいのは矢原さんの人柄でしょうね。
なんだか紹介記事のようになってしまいました。
昨日は、二度目のDESIGNTIDE2009へ。
100%はメインの部分を大企業や学校のプロモートスペースで占められていて
来場者がほんとは見たいかと思っている個人や事務所のブースが左右に別れて
しまっているレイアウトがちょっと動線として残念ですね。
それに比べるとDESIGNTIDEは「均等感」があって、勝負はあくまでも展示
されている個人の「ポテンシャル」にかかっているところがわたしは好きで
す。それから展示ブースにかける労力や費用格差を運営側が一括して担ってい
て展示する人はモノに集中できるところが、あの全体展示の良さだという
ことに2回目で気がつきました。
今回は先日もふれたNOSIGHNERくんと、彼がデザインしたソファーで結構
長い間「座り話」をしておりました。ちなみに彼のブースは大人気でした。
そこで話題となったのが「図形的なデザイン」という話。
先日の「この10」年展に来てくださった米田明さんの手がける建築に見
られる図形的な処理、谷尻誠さんの建築に見られるエッジの効いたカタチ
熊谷彰博くんのiidaの為にデザインした携帯スタンドMONOLITHOLDそして
NOSIGHNERくんの本立てに見られる「隠れた三角形」など、それらには
「図形好き」とも表現したくなる共通性が垣間みられます。
さらに拡大解釈すると「MILE(参)」が今回展示していたカーボンファイバー
の「スツール」にもそういう「図形」が内包されているんじゃないかと思いま
す。
そしてそれらに通じるのは「建築・グラフィック・プロダクト」を網羅した
造形感覚であり、すべてを束ねているのは図形なのかと思うのです。
わたしもすきな世界だし。
10:51 AM
November 02, 2009
いつも同じ
これは笑えるかなあと思って、Lablogからお借りした写真を紹介するのですが、
上の写真と下の写真は「別のもの」であります。
2月と10月だから8ヶ月の時間が流れていますが、加藤さんもわたしもほぼ
一緒のいでたちです。 加藤さんはともかくわたしは全く同じです。
たまたま「洋服のローテーション」の加減でこうなったのですが(たいした
服持ちでは、はなからありませんが)
場所がいっしょ話す場所もほぼおなじ。なんだかデジャブーみたいな写真で
あります。

07:27 PM
Afterhours
ありがとう横田さん
この写真を選んでくださったところがうれしくって。
これは「自分」そのものです。
12:12 PM
真髄
わたしはこれは「快挙」ではないかと思っています。
D&DEPARTMENTの若き社長である相馬さんからいただいた封筒には
D&Dが9周年を迎えられた事と、下の写真にあるシステム家具を取り扱われる
ようになったことが、誇らしく書かれていました。
わたしはこのシステム家具を扱うようになったいきさつがさーっと頭の中を
かけめぐりました。(まったくわたしは知らないのですが)
ナガオカケンメイさんは「近道」の人だと思っています。他人から見てどう遠
回りに見えてもナガオカさんには、「道理や理屈やしがらみや他人の目やらな
にやらかんやら」をすべてひっくるめると「それしか行きようの無い近道」が
どんと眼前に広がっているんだと感じています。
その好例が「FREITAG」にまつわるエピソードだと思っています。
ブログだったと思うのですが、「d」に当時人気のではじめた「FREITAG」に
ついて書こうと思ったが、会社から提供される資料を元に書かれた話はどの
雑誌でも大差がなくて、そんなものを「さらに」書く必要がない。
『自分だったら直接「FREITAG」に行って現場の声を反映させた文章を書
く』そういう内容だったと思います。
そしてその数年後には、FREITAG兄弟をD&Dに呼んで勉強会を開いたわけ
です。ちょっと鳥肌の立つ思いです。
わたしは今回扱うようになったのは、データ・ラムスさんへの「リスペクト
(尊敬)」の具体的なカタチだと捉えています。
採算というのは「たんなるお金の話ではない」そういう事だと思っています。
そしてデータ・ラムスさんから直接「プロダクトデザインの核心の核」を引き
出したいという気持ちがあると思います。
数年後には、いや来年にはD&Dでデータ・ラムスさんの勉強会があるかもし
れません。
そしてその先には世界を見据えた「D&DEPARTMENT」の姿がナガオカさん
の視野に入った瞬間でもあると思います。
これは快挙です。

12:06 PM
November 01, 2009
無意識のデザイン
わたしは数年前に「自分を変えよう」そう思いました。
それは「見る人」から「見られる人」になることでした。
今から6年ほど前に自動車雑誌にコラムを載せて頂いたことがありますが
そこに写っている自分を見て愕然としたんですね。
カジュアルなかっこうで写っていたのですが、ほんとにカジュアルというか
普段着でしかないわけです。
それはすごく貴重な経験でした。
かっこうをつけるとかつけていないとかそういう事ではないんです。
「見えてれば良い」と思っていたのが、「見る人」が自分ではなくてそれを
「見ている人」は別にいるという「意識」ですね。
それを「無意識」でするのです。そう意識するようになってからどう変わった
かといえば、『とにかく笑顔でいる時間が増えた』という事です。
自分で書いているのは、ほんとへんな話です。
すましていたり、難しい顔をしていると「なにも生み出さない」のです。
人が見ていようがいまいがとにかく部屋でも外でも「笑顔・笑顔」
笑いはとくに必要なんです。 にこにこしていればいいなあと。
わたしは人から見ると「環境」だし、その他おおぜいだし、ただのおっちゃん
ですから、「笑顔の壁」であろうと思ったのです。
デザインしたものがちゃんとしてれば、なにも難しい話をしなくても向こうか
ら話したくなるものです。見たくなるものです。 じゃあ笑顔の方がおたがい
に幸せじゃないですか。
06:53 PM
鼎談をさせていただきます
わたしは大事な事が「意外な」ところで進むものではないかと思っています。
例えばミラノサローネの会場でばったり出会ったデザイナー同士がデザイナー
とメーカーの人が『こんど、一緒にやってみませんか?』そういう一見軽くも
見える立ち話から、その後世界や日本を驚かす影響力のある重要なプロジェク
トや製品が生まれたんじゃないか。そういう「想像」をしたことがありまし
た。
どうもわたしにとって今年のDESIGNTIDE TOKYO 2009は、そういう場だっ
たような気がしています。 多分それはあの会場のもつ包み込むようなそう
雪国のかまくらをひっくり返したようなあの空間がコミュニケーションをうな
がす働きをしているのだと感じました。
そしてひとつの「立ち話」がすぐにかたちとなって皆さんに見てもらえる(聞
いてもらえる)事になりました。
それもまさにDESIGNTIDE TOKYO 2009をデザインした建築家谷尻誠さんと加藤
さん、そしてわたしの三人の「立ち話」からです。
このむすびつきHUBは加藤さんです。数年前に広島で加藤さんと谷尻さんが
出会って、それから親しくされていて、以前から谷尻さんのお話をうかがい
そしてその人柄を聞くにつれ、一度お会いしたいと思っていました。
さらに不思議なのは、谷尻さんの東京事務所とわたしの事務所が距離にして数
百メートルしか離れていないということに縁を感じました。
そしてDESIGNTIDE TOKYO 2009のオープニングパーティーでごった返す
会場の入り口で三人が立ち話をしながら、対談をお願いした次第です。
これ以上考えられないようなドラマティックな対面でした。
「新東京百景 信号編」
11月18日 19:00〜20:00 オープニングトークは
谷尻誠さん加藤孝司さんそしてわたしの鼎談になりました。
場所はユトレヒト ギャラリー「NOW IDeA by UTRECHT」です。

01:54 PM
バトン
昨日「この10年」展においでいただきありがとうございました。
わたしはいつも「空気」って大事だと思っているのですが、昨日の「立ち話風
対談講演会」もいい空気の中でお話させていただきました。
話をしだすとほんとにどんどん話題が出てくるものだなあ。と自分でも思うの
ですが、結局1時間半ぐらいが自分の中ではあっというまに過ぎていきました。
それでも「この10年」の核についてどれだけ話せたかについては、さっぱり
自信はありません。
わたしにとっての「核」は、このブログに違いないだろうと思っています。
デザイナーにとっても文章と話術(?)がとても重要である事を加藤さんも
指摘されていましたが、わたしもその事をとても重要であり大切であると思っ
ています。
わたしは「難解でなければデザインについて深い事を話せないのか?」そうい
う疑問をつねにいだいてきました。
そういう中で自分が考えついたのが『デザインの話を書く事なく、日常の生活
で出会った出来事や人やモノについてどう思うのかどう行動したかについて
書くだけで、読んだ人には「この人のデザインが見てみたい」と思わせる事は
できないだろうか。』という仮説でした。
01:09 PM












