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July 31, 2009


あの人

自分が「どういう人になりたいか」というと(今更ながらそんな事を考えている
のですが) 「偉い人」でも「すごい人」でもなく「あの人」なんですね。

わたしは人に対して使われる「偉い」「すごい」という単語というか形容詞を
素直に受け取らないし使ったりもしないように心がけております。

相手のためじゃなくて自分の為かもしれないですね。そういう褒め言葉は。

そして行き着いた先が「あの人」。

『こういうとき「あの人」ならばどう考えるか?どうデザインするか?』

『こういう集まりに「あの人」は参加するのかしないのか?』

などなど。 つまり迷ったとき「あの人」の判断をあおぎたくなる。

「あの人」いいですね。

03:31 PM

July 29, 2009


刹那

ぼくが自分で撮った一番好きな写真。それはパリに行った時、街中を同行した
人と歩いていて『こういうのも有りかもしれない。』そうしゃべりながらほと
んど止まらないでショーウインドウをパシャッと撮ったものでした。

ほんとに構えた記憶もないのに不思議なぐらいにすべてにピントがあっていて
しかもそこに置かれたいろんなジャムの瓶についている蓋の金色とまわりにあ
るモノものの色合いが調和していてそしてそのお店の古びた木の窓枠とバラン
スしていてえもいわれない。

一番好きなものが生まれたのが、無意識でなおかつ「刹那」だったという話。


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05:54 PM


80mm専用サイトとして

80mmを扱ってくださっている三店へのパッケージ切替を完了しました。

これで、8月1日からすべて新しいパッケージになった「80mm」が手元に届く
はずです。

今日からGreenboardを「80mm専用サイト」として使う事になりました。
これまでに触れていなかった事も含めて更新して行きます。


04:35 PM


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03:38 PM


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09:30 AM


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09:11 AM

July 28, 2009


キャラクター二題

まずは先日、大牟田で開催された「大蛇山」という大きなお祭りで登場した
信号電材のキャラクター「信号ちゃん」。 これはユニークというかすてきな
木彫作家ムラバヤシケンジによるもの
です。 ムラバヤシさん作っていただいた作品みなさんに愛されてますよ。

下のうちわは、お祭り中にくばられたもので「子猫基金」という捨てられた
子猫ちゃんを可愛がってくれる里親探しやサポートをされています。 
はいこの「半分かくれたねこちゃん」は、わたしのイラストであります。

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05:22 PM


NEW80mm登場

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8月1日 新しいパッケージに変わります。

80mmは、買った方が自身で使った後に、両親や恋人友人への「贈り物」とし
て再度買っていただくケースが多いと聞いています。

そういう「買って後悔させないモノ作り」を目指していたので、そういうお話を
とてもうれしく思っています。

そしてそんなこころのこもったプレゼントにふさしいパッケージにしました。

NEW80mmの販売や製品に関するお問い合わせは 
aiua@sky.plala.or.jp  担当:泉(いずみ)

01:45 PM

July 22, 2009


作詞家

昨日なにげなく見ていた番組に釘付けになりました。

7年前に亡くなられた演歌の大御所村田英雄さんのインタビューを集めたもの
でしたが、その中で大ヒット曲の「王将」についてのエピソードに引きつけら
れたのです。

もともと講談師だった村田さんを演歌の道にさそったのは古賀政男だったので
すが、残念ながらその演歌の王様からいただいた曲はさしてヒットしなかった。

その中で村田さんは「歌詞」の大切さを痛感し、作詞家の大御所(大御所だら
けの話ですが)西条八十さんに直接作詞のお願いに行った訳です。

最初、西条さんは『男のど演歌はぼくは好きじゃないんだ。』と断られたが
一緒にお酒をのむように誘ってさらに話をお願いし、『一日じゃ君の事がわか
らないからもう一度行こうか。』そうやって生まれたのが「王将」だったので
す。

西条さんは東京出身でフランス文学に造詣が深くソルボンヌにも留学した経験
があるそうで、およそその「王将」の舞台である大阪のそれも通天閣のある新
世界と賭け将棋からプロの棋師となった坂田三吉の世界とはかけ離れた環境に
育った人です。

「ヒットさせるつもりでちゃんとヒットする」それは単なる結果論とは思えな
いのです。そのプロフェッショナルとしての技量に、鳥肌が立つ思いでした。

わたしは昔から松本隆という作詞家の詩の世界になんだか「デザイン」を感じ
ていたのですが、村田さんと西条さんのこの「ど演歌のエピソード」にも
なぜか「プロダクトデザイン」を感じました。

07:12 PM

July 21, 2009


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06:47 PM


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06:09 PM

July 20, 2009


文章年齢

わたしは自分の書く文書を「30代初め男性」ときめています。

決めています。といってもなにも決まっちゃい無いのですがそういう感じに
してあるわけです。なぜ30そこそこかといえばそれは「年齢が説得の材料に
ならなくって自分が戻れるぎりぎりの頃合い」だからです。

「ベテラン」とか「経験豊かな」を年齢をたてに言われてしまうとだれもそれ
に反論できない。

逆に「若い」とか「気鋭」とか言われてしまうとまたどうしようもない勢いを
感じてしまって受け取ると側は「お手上げ」になってしまう。

このどちらでもない「場所」として選んだのが、「なんだか30になっちゃっ
たわたし」という設定でした。

つまり「書いた内容が面白い(説得力がある)」かどうかで判断されるだろう
という事です。

言ってしまえば「今の自分自身」ではないわけです。そういう設定の第三者と
して書いているのです。

ブログにすべてを書く訳ではありません。いやほとんど書いていません。
興味がいろんなものに無い訳でなく、ありありですが、プロダクトデザインと
いうぎりぎり自分がそこで活動しているという事ですこしは納得してもらえる
かと思う事を「基軸」にして書いている訳です。

講演会とかで話が終わった後で話しかけてくる青年や学生さんが妙にというか
ふしぎなほど近づいて来て話をされる事が何度もあるのですが、これはわたし
の外観、60も近い白髪のおじさん(おじいさん)との間としてはめずらしい
距離感かと思うのですが、たぶんその人たちにはこのブログに出てくるアキタ
ミチオという人物の事を『自分の気持ちとずいぶん重なった人物』と感じて
くれていて、それは目の前にいるわたしを超えて「ブログとおなじしゃべり方
をする人」なんだろうなあと思うのです。

でもそうだっらうれしいのです。

わたしが大学生の頃に同級生が『うちの父親が今40半ばだけれど二十歳のこ
ろと気持ちは変わらないって言ってたよ。』と聞いた事がすごくカルチャー
ショックだったのです。 

自分の親からは聞いた事が無かったし、その後も聞いた事が無い。たぶん大多
数の親が思っていても口にする事がはばかられる「秘密」だったんだと思いま
す。

「変わらない」と話すのは「変わるよ」というよりも「大胆」なのです。

07:19 PM


葉山

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葉山は三回目だと思うのですが、最初に行ったのは同地にある美術館を見るの
が目的でした。 AIDECから発売されたソファーINCLINEのカタログ写真を
その美術館のロビーで撮影されたと聞いたので見たくなったからでした。

カタログから受ける印象よりもこじんまりとしたロビー空間でしたが、なにせ
「借景」というかその美術館のまわりの景色がすばらしかった。

逗子とか葉山というのはなんだかわたしの世代というか関西出身のわたしには
面映くまぶしくそしてちょっときゅんとする場所です。

でも実際にはまったくそんな大仰さはなくて、山があり海がある街のスケール
感がよくできた箱庭のようであり、それよりなにより感傷的でない人々の圧倒
的な多さにうまく自分がかぶさっていくのでした。

数年ですが、「海グッズ」にあたらしい波が来ています。ボッサノーバです
ね。

タープというか個人用のテントを砂浜に設置する人の多さ。アウトドアキャン
プの利便さが日よけとプライバシーの確保なんでしょうか。着替えも出来るし
ね。そしてカラフルでちょっとかっこいい浮き輪。そして値段が安い。

安いと言えば「小笠原みやげ」で有名だと但し書きが合ったビーチサンダル
「漁船サンダル」略して「ギョサン」というそうです。カラフル。

プロダクトデザイナーは悲しい人種かたのしい人種か。どこへいっても目がね
「なにかを見てます。」

11:48 AM

July 19, 2009


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07:53 PM

July 18, 2009


古書店

最近下北沢に行くと寄る古書店があります。

わたしはそこで古本屋さんで今まで感じた事の無い「ある感情」が生まれまし
た。 つまり「恐いんです。」

古書店にもいろんな「性格」があって、近所にあるお店はファッションや建築
をはじめデザインに関する本や雑誌が多くおかれていてそれなりに高い値段が
つけられていますが、それは「その本の価値」がわかって扱っていることの
証にも思える訳ですが「そのお店」で感じたのは、「最初にその本や雑誌を買
った人が手放したものである」そういう感覚でした。

1960年代から80年代のデザインやグラフックの本、そして流行作家やテレビ
でよく見かけた人物など積み重なった中から今から見ると、あの時みんなが耳
を傾けた「意見」はなんだったのだろう。そういう過去の流行の意味合いを問
いかけられているような気がします。

わたしがもし作家だったら、近所をはじめいろんな古書店をまわって「自分の
書いた本」がそこに並んでいたら、かたっぱしから買ってその場から「出され
てしまった」ことを見えなくするかもしれないそんな想像をしてしまいました。 
こわいでしょ。こわいんです。

わたしはプロダクトデザイナーですから、自分かデザインしたものは多くの人
に使ってほしいし、理由が無ければそのまま「買った人」の手元でずっと使っ
てほしい。 さらにいえば長年使って故障しちゃって本来の役割を終えても
『まあ 使えないけど飾っておこうかなあ。』そういう動かなくても「コレク
ターズアイテム」になるような製品を作って行きたいですね。 

え?『愛用すれども愛着せず』というわたしのはなしと矛盾する?

うふふ。矛盾しているかもしないけれど大事にされたい気持ちは大有りです。


07:05 PM


オーラ

携帯のデザインは難しいなあ。とその携帯を見ながら思ったのです。

これまで「後期デザイン携帯代表」みたいなモデルを使ってきましたが、いつ
まで経ってもなじみませんでした。使い慣れるというより「使い慣れろ」そう
いうメッセージが込められているかのようでした。

けっきょく「デザインで取り上げられるモノ」というのは、大事な使い勝手を
切り捨てて「したい(表現したい)何か」をそこに入れたものであるという事
をあらためて知った思いでした。

さりとて契約の事もあって20ヶ月それを使っていました。

今度は「誠実なデザイン」の携帯にしようと思いとてもおとなしい外観のモデ
ルに変えたのです。

そして何が起きるかというと今度は「モノを持った喜び」というのが、まった
く感じられない。新しいモノとの出会いのわくわく感が決定的に欠けている。

わたしはとても悲しくなりました。こういう誠実なものにこそ「デザインの醍
醐味」があってしかるべきだと思うのですね。それがすごく高等な「なんでも
ないもの」であるはずです。

同じデザインが5年前に出ていればその「なんでもなさ」はひとつの大きな
メッセージ足り得たと思うのです。そこにあるのは「なんでもないことをなん
でも出来る中でつくる勇気と大胆さ」のオーラがあったでしょう。

しかし「なんでもありになった状況」での「なんでもなさ」は、残念ながら
メッセージではないのです。 

モノのオーラとはなになのか。難しい問題です。


03:33 PM

July 17, 2009


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03:49 PM

July 16, 2009


ドコモでも

ちょっとうれしいことを知りました。
ドコモのポイントで交換できる商品の中にMAのIHが選ばれている事を、知った
のです。

ニンテンドーのDSやWii、ダイソンのハンドクリーナーやキャノンのデジタルカ
メラIXYなど錚々たる顔ぶれの中にリストされているのは誇らしい限りだし
ポイントで交換した人が実際に届いたIHに満足していただいている様子を知って
とてもうれしい。

08:36 PM


波長

ここ数ヶ月雑誌の取材がありません。これからの予定も特にないのでかれころ
半年ぐらいはわたしは雑誌には出てこないでしょう。

それと反してこのところグーグルの検索数があがっています。

検索数というのは「行為のロイヤリティー」みたいなものだと思うんですね。

インターネットにインタビュー記事が出ても、雑誌に話題が載っていたとか
そういうものは、すぐには数字に出てこない。じわじわとほぼ忘れた頃に
反響がでてきて、なんだか日頃はかないズボンのポケットに入れ忘れていた
1000円札が洗濯されてくちゃくちゃになって出てきたような「よろこび」が
あったりします。

そうそう取材が無いからといって雑誌から「忘れられた」とも思わないように
なりました。記事になりにくいんだなあ。そう思うのです。

わたしは今もデザインを毎日しています。こつこつと。そんなにすぐにはカタ
チにならないし、記事になりやすい為に自分のカタチもリズムも変えられな
い。またいつか「波長が合った時」お願いしますね。

07:06 PM

July 15, 2009


動く静物展

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先日お知らせした11月の「新東京百景ー信号編」につづいて、12月の中旬には
天童PLYの展示室でイベントを開催することになりました。

仮称「DynamicStatic -動く静物展」。ダイスタ展と呼んでください。

動きってなんだろうか? そう思ったわけです。

動いて見えるけれどそれは動いてはいない。まあ あんまり期待値をあげてしま
うと、自分がたいへんなのでこれぐらいにしますが、『そうかこういうやり方が
あるのか。』そう思ってもらえる展示会にしたいと思います。

01:35 PM


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10:40 AM

July 14, 2009


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08:49 PM


着実に進んでいます

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今日から銀座伊東屋のショッピングサイトでPrimarioが紹介販売されるように
なりました。

05:00 PM


後悔しないこと

わたしは学生さんへお話する機会があるときに「みっつ」言うことがあります。

一つ目は、「図書館へ行きなさい」読まなくても良いから情報をいっぱい吸収
してほしいという意味。なにせ本は高いですから。学生の時は図書館を自分の本
棚と思えるのが「お得」という話。

二つ目は、将来の自分に期待するな。今の先にしか自分はいないし、20歳ぐら
いで人はいったん常識と判断力は完成しているのであって確信はもてなくても
自信はもつべきだ。という話。

三つ目は、後悔するな。 別段ベストを尽くせとはいわないけれど、今やれる事
はやれる範囲でしておこうということ。 今やれない事は後でもやれないと思え
る「こころもち」のお話。

自信とはすごい人だけの持ち物じゃないというお話。

10:37 AM


時事類似

hashblogに面白い写真と話が出ていました。

掲載日が7月12日ということは、まだ両社の統合についてのニュースはなかった
はずですね。 ちょっとこれはすごい偶然だと思いました。

ビール 麦酒 むぎ 夏 麦わら帽 わかりすぎるほどわかるなあ。

10:12 AM


菜根潭

紹介が遅くなりましたが、pdwebのブックレビューが更新されています。

菜根潭(さいこんたん)。堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐える
ことができれば、人は多くのことを成し遂げることができる。そういう意味
がタイトルには込められています。

もともとの本は漢文で書かれたまさに「堅い根っこ」みたいな本だと思います
が、紹介した本は、翻訳者と出版元が徹底的に煮詰めてやさしくして「サプリ
メント」にしたような「飲みやすい錠剤」になっています。

それだけに「読後感」も「達成感」もありません。しかしそのエッセンスは
「効果」があるんじゃないかと思います。ちなみにわたしは「すごく効きまし
た」。

人はみんな「自然治癒力」「自浄能力」を持っているんだと思います。
そういう力を引き出してくれる本に巡り会うまでは「ことばの病院めぐり」
しちゃうんですね。この本はタイトル通りことばの漢方薬局効果早し。


10:05 AM

July 13, 2009


アンテナ

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06:56 PM


一年は長い

なんだかね。わさわさってしたわけですよ。たしかなにかこの時期にはあった
ような。 今日は7月13日。そしたら理由がわかりました。 去年の今頃なに
をしていたか。

家電Watchの取材でこういうことをしておりました。

自分で書くのもなんですが実にたのしくリポートさせてもらいました。
そしてたぶんこういうリポートでは珍しく掲載されてすぐに『このリポートは
おもしろい。』なんて反応もブログであったりしました。

この記事の中でも書いていますが、最初わたしは同じ場所で開催されていた
「デザイン家電」の展示会をリポートしようと思っていたのですが、まったく
思った程の事が無くて急遽文具フェアにその対象を変えたのであります。

つい最近も、あるインテリアショップでデザイン家電がセールされているのを
見かけました。これまでディスカウントされているのを見た事が無かったん
ですがね。

このリポートの半年後がエキサイトのインタビューでおなじく笑ってはおります
が、たった半年の差とは思えない程にシビアであります。

街には活気が戻ってきたように思います。しかしエキサイトのインタビューで
話しているように「景気を理由になにかが変わって、景気が戻ってもそれは
戻らないかもしれない」のです。

次のなにかはまだ見えないけれど、気持ちや気分に左右されないものを作ら
ないといけないと思って日々デザインをしております。

ひと事みたい?そんな事はないですよ。ひと事だったときからずっと見据えて
来た事ですし、書き続けている事です。


04:13 PM

July 12, 2009


秘訣

わたしは就職の面接で、「ほめられて落っこちた」経験と「ほめられて受かっ
た」経験と、「かなりきつい事を言われて受かった」経験の三つをしています。

「きついことを言われてかつ落っこちた」経験がないのが幸いですが、これだ
け「経験のバリエーション」があると「就職に受かるコツ」なんて言えなく
なってしまうことも確かです。

まあ何社も受けて受かりまくればそういうはなしも可能でしょうが、落ちなけ
れば希望は、いつも「本命一社」しかないわけで、そういう心持ちの人には
「コツ」というか「秘訣」なんていう「概念」そのものが生まれてきません。

わたしはコンペも同様で受かりまくった経験がありません。(何度出しても落
ちた経験はありますが)

ただ一度だけ賞をもらったときのことを考えると、ただただ自分のその時の
あるたけをいっぱい考えて、そのあげくにパネルを「すっきりと見せる」ため
にがんがん削除して「苦労や苦心が見えないように」仕上げたという記憶だけ
であります。

あっさりしたパネルを作るのに精根尽きてしまいました。ゆえに二次審査の
模型作りは「あっさりして」しまいました。意味が違うわけです。

08:05 PM

July 11, 2009


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01:50 PM

July 10, 2009


ZINE

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最初「ジーンズ・メイト」にひっかけたネームングなんだと思いましたが
たぶんその名称の由来は「マガジンのあたまにあるMAGA(マガ)がほんとうは
MEGA(メガ)からきていて、そういう大量のものではない少量の出版物のこ
とをZINEと呼んだ。」そういう意味かと勝手に解釈しております。

つまりジンズメイトはそういう出版社の集まりであるわけです。

加藤さんのブログでも昨晩の盛り上がりがリポートされています。

10:11 AM

July 09, 2009


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08:55 PM


いまさらながら言うと「AXIS」とは日本語で「軸」の意味を持っています。

昨日、そのAXISから配信メールがきてその中にデザインマガジンのブログを
はじめた事が書かれていました。名前はまさにそのまま「JIKU」

ブログが今はじまることはなにも驚く事ではないけれどうれしいと思ったので
す。『それはよかったね。』という感じの「うれしい」じゃなくて、これで
AXISと一緒のベースというかステージの共通がひとつ誕生した事がうれしい。

AXISの考える・提案する軸は、デザインにとってひとつの「リファレンス」
でありそれはとても大きな影響があると思っています。

「マス(量)」としては大きくないかもしれないけれど、「見るべき人・見て
わかる人」がそれを標準にして考えているし、ここ10年を考えてもAXISが
「リコメンド」した人のその後の活躍ぶりでも明らかです。

と書いたわたしはここ何年もほとんど誌面を見ることがありません。それは
その軸がわたしにはなんだかずれたままで、多分それは「わたしの問題」だ
と思っていますし、思うようにしています。

でもそれはなんだか残念な「つき合い方」であることは確かです。
書店からテレビから「デザイン」という切り口がほとんど姿を消した今は
AXISは「ほかの雑誌とは軸が違うんです。」というスタンスではなくもっと
大きく「俯瞰」を提言してほしいのです。(今は違うのかもしれませんが。
高いだけが俯瞰じゃないと思うのですよ。)

10:34 AM

July 08, 2009


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06:16 PM

July 07, 2009


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10:00 AM

July 06, 2009


てきとう

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銀座6丁目の奥野ビルは、そのむかし「銀座アパートメント」と呼ばれた昭和
初期の建物です。 今は多くのギャラリーが入居していて「画廊ビル」の面持
ちです。 加藤さんと打ち合わせをしたあと是非紹介したいということではじ
めてその奥のビルに入りました。

そのビルの玄関を入って突き当たり左にそのお店はありました。
「craft_one」

店内には所狭しと「とんがった商品」が並べられていてデザインギャラリーの
風情が有ります。

「AUTHENTICS」社の製品が多い印象がありましたが、なかでもコンスタンチ
ン・グルチッチのものが目につきました。かれ「も」1965年生まれなんです
ね。世界的にも1965年は優秀なデザイナーの「ビンテージイヤー」ですね。

さてさて、アルミを張り合わせた精緻な仕上げのテーブルに置かれた一連のス
テンレストレーは、これまで見た事がなかったシリーズですが、これがなかな
かにすごい。

この「すごい」というのは「あまりにも肩に力が入っていないそのはいらなさ
加減がすごい」という意味です。

わたしは以前にこんなことを言っていました。『実力があるデザイナーの適当
にやった感じのデザインが好きだ。』

その言葉の意味をどうとらえるかはお任せしますが、どうやっても「てきとう」
には出来ても「いい加減」にはデザイナーはできないと思っていますから
さらーっとやったその適当は「適切」なんだと思っています。

05:43 PM

July 05, 2009


茶色いくつに赤い紐

http://waga.nikkei.co.jp/comfort/fashion.aspx?i=MMWAg6000002072009

「言語化」というか、どこまで「ひらべったく」話す方がいいのか、書くのが
いいのかそのスタンスに悩む事も少なくないのですが、「みんながわかりやす
く実行に移しやすい」という意味ではとても優れたインタビュー記事だと思い
ました。

なぜこの「茶色い靴をはきなさい」という記事を取り上げたかといえば、以前
から履いていた茶色い登山靴の靴ひもを「赤い」ものに替えたばかりだったの
で。

登山靴が街履きで流行するなんて思わなかったのですが、4年程前にスポーツ
用品店で特売されていたので買った訳です。ビブラムソールですが甲も高くな
い「準登山靴」です。

どういう時に履くかと言えば「雨の時」しかも土砂降りの時。靴下がぬれる事
無く事務所に到着します。

そういう「さしせまった事情」プラス流行もあってこのところ出番が増えてい
ます。

先日、出先から戻る地下鉄にふたりの大学生ぐらいの若者が乗ってきました。
ふたりともかなり本気の「登山靴」でした。その一人が「赤い紐」だったので
す。

『赤良いなあ。』翌日には赤い紐に買い替えました。それだけの話。

07:28 PM


ブックレビュー

明日ぐらいには、新しいブックレビューがPdwebに掲載されると思いますが、
わたしにとってこの本を紹介する事は大事な「役割」のひとつであると
思っています。

先日、Pdwebの編集長にちょっと相談の電話をしました。
それはブックレビューの内容を本自体の話とわたしのお話の割合を変えてもい
いでしょうか?5対5から4対6か3対7ぐらいつまり「自分が日頃考えているデ
ザインの周辺」へ内容量を増加してもいいでしょうか。という相談です。

『お任せしますし、すでにそういう感じで受け取っています。』そういうお答
えが戻ってきました。 じゃあそうさせていただきます。

これはもう「気持ち」の問題で、編集長の言われた通り自分の思いとは別にす
でにそうなっているのかもしれません。

Pdwebのブックレビューは、「d」に連載していた「デザインの初心」と無関
係ではありません。

「デザインの初心」はとても内省的な文章でした。それはどうしてかといえば
「相手の気持ちにとどく言葉というのは、相手に向けて言う事ではなくて、自
分の中で起きた事起きている事を正直に反省をふまえて書く方が届くのではな
いか。」そういう自分なりの「仮説」があったからです。

「こうしたほうがいいぞ」ではなくて「こうしておいたほうが良かったと思っ
ています。」 未来完了形ではなくて過去完了反省形ですね。

それがよかったカタチなのかどうかはわかりませんが、わたしは「d」が学校
の図書館に置かれてぼろぼろになるまでみんなが閲覧している様子や、なにか
につけて座右におかれている「雑誌のカタチをとったデザインのバイブル」の
ように思っていたので「古くなってしまう文章」にしたくなかったのであらか
じめ「古いカタチ」を意識していました。文章のエージングですね。

こういう背景というか意識が今のブックレビューにもあって「旬の本」はあえ
て紹介していません。

何年も経ってそれでも生き残る「ことば」「思い」を紹介していきたいので
す。自分の実感をこめて。


12:12 PM


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11:07 AM

July 04, 2009


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05:12 PM


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05:12 PM


地味

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デザインに於いて「地味」とはある意味御法度な部分があります。

御法度といってもだれもそうしちゃいけないとは「ことば」にして言っていな
いわけで、「言わない事」ほど実は重要なものはないわけで、言わなければ言
わない程、ことばにされなければされないほどにその「領域」「範囲」は拡大
していくわけです。

なぜ「地味」が難しいかと言えば、デザインにおいて「作業量」というか「作
業効果」というものを必ず「頼んだ側」は求めている訳で、派手であればある
程それまでと違えば違う程に「働いてもらった(もっとなまなましい表現がふ
さわしいのですが)」という実感がある訳で、そういう「有象無象」のスケッ
チから「地味なもの」を選ぶとなんだかセンスがあがった気持ちがしたりし
て。

地道はいいけど地味はね。そういうものです。

派手は下品かもしれないなあと漠然とみんなの中にはあったりするのですが、
そうかといって「地味」が上品かといえば、これは相当に「高等」な話でそう
簡単に好例は見いだせない。

例えば「黒ずくめ」の服装をしていたら地味かと言えばそうじゃないですね。
威圧感もあるし、「地味をねらった実は暗い派手」なかっこうかもしれませ
ん。

絶対的な「地味」というのは、「なにかに極端に走らない」そういう意味だと
思います。

写真は、先日ビックサイトで開かれたイベントに参加されていたコンサルティ
ングをさせていただいている旭製作所の総合カタログの表紙です。

わたしは直接デザインに関わっていません。ただお話させていただいているの
は「正直に素直にそのままに」そういう事かと思っています。

まだ中の紙面は「字が大きかったり」「太かったり」「色が多かったり」す
るのですが、この表紙にはびっくりしました。 いい地味。


地道を地味に読みやすいサイズで色で表現する。そういう感じです。

そうそう「一見黒に見えるけれど黒くないグレー色」これがポイントかなと
展示会を見て回った感想です。 ジミーブラック

11:25 AM

July 03, 2009


写真展スケジュール

1おしらせ.jpg


その空間から、写真展というよりは「風景と人と信号とデザイン」そういうス
タンスの立体的な展示会にしたいと思いました。

今年はじめの写真展「空気のてざわり」でもお世話になった、建築・デザイン
のライター加藤孝司さんと対談を考えています。会場のユトレヒトも加藤さん
にアドバイスいただいたのですが、訪問してすぐに決めました。

ユトレヒト情報
http://www.fashionsnap.com/news/2009/06/zines-mate-tokyo-art-book-fair.html

この大きなイベントの中心がユトレヒトのオーナー江口さんです。

06:40 PM

July 02, 2009


一輪挿し

丹下健三建築の代表作は代々木室内競技場と、月日がたつほどに思うのです
が、「個人的に好きな作品」と問われたら、わたしは間違いなくこの「静岡放
送・新聞社ビル」と答えるでしょう。

昨日黄昏れ迫るそのビルの「説明」を同行していたI くんに『これは70年ぐら
いにできたんだよ。すごいね。』みたいに話しましたが、今日そのビルが出来
た年をしらべてびっくり1967年。1970年の大阪万国博覧会の前。豊穣の60
年代。

新幹線がすぐ横をすり抜けて行くのでそのビルを知っている人も多いでしょう
し逆に近すぎて存在に気がつかない人もおおいそんなビルでしょう。

立っている場所というか土地は三角角地でけっしていい場所ではありません。

無難を望む人には「難しく」才能ある人には「燃える土地」という感じでしょ
うか。 

その前年にたてられた、これも代表作と言える「山梨文化会館」を10分の一
だけ再現したように感じるのですが、山梨が満開の山桜を投げ入れたおおきな
生け花に例えると、この建物は、まるでそこらへんにあった竹をさりげなく小
脇のなたでちょちょちょとつくった「一輪挿し」の花器のように見えます。

しかもその花器は炭でいぶしたように黒い色をしているので、ますます『わた
しはここでひっそりとしていますよ。』という感じに見える。

丹下さんが「寡作」な建築家であったならこの建物は「傑作」として今以上に
評価されていたように思いますが、多くの作品を作っていた人だからこそでき
た「小品」という気もします。

40年以上も経っているようにはまったく見えません。そしてわたしは何度見
てもこの建物が「気が抜けた」り「朽ちた」印象を受けた事が一度もありませ
ん。建物の持ち主が変わらなかったこと、そして「責任のありか」というか役
割が明確でその外観を美しく保とうという意思と責任感が感じられます。

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09:03 PM


銀座

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09:01 PM

July 01, 2009


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03:35 PM


後記印象派

Pdwebの「編集後記」があたらしいものに更新されています。

全体を読んでなんだか「抜け出した」そういう感じがしました。
ここに並んでいるデザイナーやライターの方は大方において「景気」にたいし
てはまり込んでいる感はなかったのですが、今月はことさらにそれぞれがそれ
ぞれの仕事や活動に注力しているそういう気持ちがこちらに伝わってきまし
た。

ちょうど一年前に名古屋のデザインコンペの審査に加わっていましたが、まさ
に「これからどうなっちゃうの」という報道が毎日どんどん続いている状態で
したが、その事に対する話題を審査に加わったデザイナーの人たちはほとんど
口にしませんでした。

それはなにも「自分はふんだんに仕事があってそういう目にはあわないよ」と
いう意味でも世間の情報を気にしない訳でもありません。審査に集中するため
の「見識」だったのだと思います。 
わたしにとってもその審査に集中する様はとても気持ちよく、長時間に渡る会
議も、気にも苦にもならなかったのは、事務局の方たちによる事前準備の周到
さとともにそういう審査員のモチベーションがあったからだと思います。

なにかに集中している姿を見ているのは気持ちが良いしこちらもがんばろうと
いう気持ちになるというお話。

11:32 AM


道路

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09:22 AM