April 13, 2009
生き物




先週、「80mm」の打ち合わせの為に愛知県瀬戸市にあるセラミックジャパン
に行ってきました。
以前から80mmでお世話になっているセラミックジャパンを今更紹介するの
も変な気もしますが、先日松屋で開催された「NIPPON VISION」でも
「愛知県」を代表して、昨年東京国立近代美術館でも展覧会が開かれた有名
な陶芸家小松誠の手による「インフィニティボウル」が選ばれています。
その「箱」の中に一緒に収まっているのが以前の会社の創業者の生家である
酒造会社の「ねのひ」だというものも感慨深いのですが。
「80mm」を安定して供給することを目指して現状の洗い直しが目的でし
た。
パッケージデザインも新しくして「黒バージョン」もラインナップに加えるよ
うに試作を進める事になりました。
現在、80mmをひっくり返した時に見える底中央の2mmほどの穴(以前のも
のより径が小さくなっています。)に焼成後シリコンを注入して密閉をして
いますが、今後はその上にシールをさらに貼って密閉性の向上を図る方向で
検討を進める事になりました。
今回一度に300個あまりの「80mm」をチェックしたのですが、改めてとい
うかはじめて「焼物」という製品が「生き物」であると感じました。
ぴんぼけの写真を載せていますが、これは80mmがよくみると「いびつ」
「いがんでいる」ことを見せたかったのです。
すでに買って使って下さっているみなさんも「漠然と見ていたときはとても
きれいなただの円筒」だと思っていたのが、実際に日々使うと案外に「へこ
み」や「ムラ」のようなものに気がつかれた事でしょう。
「そういうもの」というといい加減に聞こえるかもしれませんが、300個
見ても「ただの円筒」はひとつもありませんでした。
素焼きの状態の写真も載せていますが、素焼きの状態ではほぼ「完璧」です。
1300℃という高温の中で耐えて耐えてできた「証」がそこにあります。
10:33 AM


