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March 04, 2009


TAG-9000

1TAG9000.jpg

昨日からビックサイトではじまった「セキュリティーフェア」の会場で新型の
セキュリティーゲートがはじめてその姿をお目見えしました。

インタビュー記事が、トップ画面からバックナンバーになったその日に新製品
が発表された、このタイミングの妙は何なんだろうなあと思う訳です。

インタビューの中で『次にどんな製品が?』と聞かれても、わたしは『新型
ゲートが。』とは言えない(言ってもいいのかもしれませんが)。

つまりプロダクトデザイナーは、その製品が世の中に出るまではそのことに
触れる事ができません。

プロダクトデザイナーがあまり「話していない」「書いていない」と思う人も
いるかもしれませんが、まさに一番デザイナーがココロを割いている時間に
そのことをみんなに伝えられないもどかしさがあります。

わたしが「このごろ書けない」と書いたりするのは、実は内心もっとも書きた
い事がある時であったりもする訳です。

肝心の「TAG-9000」の話からそれてしまいました。

今多くのビルに設置されているゲートは「TAG-5000」と呼ばれています。
ミッドタウンにもチタンカラーにつつまれたバージョンが設置されていますが
わたし自身そのカタチが古く感じる事はありません。

しいていえば、もっと「開放感」があるものの方が今のビルのデザインに合う
ように思いました。

TAG-9000は本体を、中身との兼ね合いでそげるだけ削ぎとした形状にして
います。一部は空間になっています。(写真のものはアクリル板をはめこんで
います)さらに開閉扉を透明にして「抜けの良さ」を表現しました。

そのことによってウエルカムゲート(歓迎の門)としての印象を強くしていま
す。

そしてもっともおおきな5000との違いは入り口の円筒部を、IDカードのセン
サーブロック(上部のダークグレイの部分)の傾きにあわせて下まで(本体)
削いだ事です。 IDセンサーは現行の5000でも30度程傾けていますが、それ
は入場しようとする人の手の動きと角度に合わせてセンサーにカードをあてや
すいように考慮したのですが、その角度のまま本体までカットしたのです。

それは単に「本体のデザインがすっきりした」という効果にとどまりません。

ゲートが並んでいるとき、その正面に立つと通路部分がこれまでの倍とはいい
ませんが相当に「広くなった」ように感じる効果があります。(実際に入る
部分はおおきいのですがゲートとゲートの設置距離はこれまでと一緒です。)

早晩、新しいビルに設置されるでしょう。今から楽しみです。

10:25 AM