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January 08, 2009


cafe80mmのまとめ

coasterdesignで、昨年の暮れに開かれた「cafe80mm」に総括的に書いて
いただいているので紹介したいと思いました。

coasterdesignの筆者である高坂さんは、わたしの主催したセミナーを早い時
期から参加してくださっているだけに、「あの日」の内容を解釈するにこれま
での話もふまえているだけに、詳細で総合的な文章になっています。

これまで何度もお話をする機会はありましたが、具体的な製品にフォーカスを
あててそこから話題を広げていくという形式は、はじめてでしたがそのカタチ
によって今まで話をした事の無い「モノ作りの背景」といった事も伝える
ことができて私自身も感慨深い講演となりました。茶飲み話というのんきな
ものではなかったわけです。

わたしは自分がデザインしたいものをデザインしているわけではありません。

「そういうものが欲しい」という要望があって、その欲しいと言われた方の
周辺や条件を考え(感じ)その中で「欲しい」という欲求が、単に個人の
思いだけでなく、他にも共感してしかも「買う」という行為に結びつくような
「有り様(カタチ)」にするのですが、最終的には「だれが言ったからこれを
デザインした」「こういうマーケッティグが有効と思った」といった表現は
一切する事無く「自分が欲しかったモノ」として世に送り出す事をこころ
がけています。

客観的だけれど主観的。ほんとは主観的なのに客観的なふりをしているのかも
しれませんが。

そういう有り様をもっとも端的に表したのが「80mm」なんだと思います。

「自分使い」でデザインしたものが、他の人が使っても良いと思ってもらえる
もの作り。そういう「リスキー」なものは、クライアントには申し訳なくて
なかなか出来ません。 わたしがクライアントだからこそ、そういう「実験」
が可能になったのです。


06:55 PM