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September 12, 2008


最小限

わたしは合格も不合格も「最小限」に近い経験しかありません。

小学校も中学校も公立で、高校受験が最初の合格経験で受けた学校はひとつ。

大学も現役の時は一校で、一浪のとき私立を二校受けて「不合格」。幸いな
事に本命の公立に合格しました。

就職試験も最初の会社に不合格でつぎにうけた会社が合格して、一度だけ転
職をしましたがその時も一社でした。

まあ、余裕がある家ではなかったので経済的な負担をできるだけ親にかけた
くなかった。そういう事だと思いますが、どうもそれだけではないですね。

コンペも最初に応募した時にグランプリをもらってから10数年間コンペに
参加した事がありませんでした。(独立してから何度か出しましたが35過ぎ
たわたしにはコンペの「つぼ」はまったくつかめず佳作すらいただいた事が
ありません。)

「食べる分だけ」という表現が正しいかどうかわかりませんが、ひとつ受か
れば十分という考えです。

わたしは「受かりまくる」のも「落ちまくるのも」経験したくない。

よくデザインの哲学として「余分なものをもたない」なんていったりするのが
ちょっとかっこよく思われそうですが、実は「モノ」だけの話ではありません
自分の身の回りの「だれでもが経験する人生の関門」にどう余分なものをもた
ないという有り様を出来るかという「合格も不合格も無く良くも悪くもいわれ
ないしかしみんなちゃんと見てたりする場面」での立ち居振る舞いに現れる
のです。

とまあここで終わっちゃなんだか自分のいいばっかり「遠回しに」紹介した
だけみたいでよろしくはない。

しかししかし「ほんとうにその都度そう考えて無理と思える事はしなかった
結果」なんですよ。 それは「強さ」じゃなくて「弱さ」のかたちでありま
す。 「恥をかく勇気」といったりしておりますが、ずっと「恥」は
恥ずかしくてかかないようにかかないようにした結果であります。

08:20 PM