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September 06, 2008


デザインの傾向

最近のデザインを見ていて感じるのは「かっこいい」という言葉にあてはまる
ものがあまりないなあと。

クルマ離れが言われていますが、同様に「メカニカル離れ」も進行している
ように思います。ガンダム世代がデザイナーの働き盛りにあってもなお
「かっこいい」を指向していないのはなぜかなあ。

かっこいい=メカニカルという図式は単純すぎるしわたしが思う「かっこい
い」はそういうフェーズ(難しく言っちゃった)にはないように思います。

あえていえばわたしの中の「かっこいい」は建築的なものであります。

今デザインは、エモーショナルというかポエティック(詩的)というかなにか
「ほわっとした」ものが好まれている。その根底を考えると『ほんとうにパソ
コンの時代がきちゃった』事がおおきい。

「未来のコンピューティング」というのは、なんだかシャキーンとしたエッジ
のきいたもの例えて言えばスターウオーズの宇宙船のようなものやその元を
なす2001年宇宙の旅に登場する様々なモノを思い浮かべるのですが、それら
は当初「予言」というか「アドバンスデザイン」であって、それを動かして
いるのものは実はコンピューターでなかったりしたのですが、みんなの手もと
にもコンピューターが「ありえる」ようになって、急速に「しらけてきた」わ
けです。

「他人事」はエッジが効いててもいいけれど「自分ごと」になると話は変わっ
てきます。

急速に「アナログなデジタル」というわかったようなわからないようなスタイ
ルが生まれて来ます。

「カタチするのはかっこわるい」そこに行き着いてしまった。

数十年前美術におきたようなことが、今デザインで起きている。

いやなんだか自分がやっと「落ち着いた」場所がどうも寒いというか、ちょっ
と冬かしらと急に感じた土曜日でした。

06:46 PM