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July 26, 2008


その後で

pdwebの「デザイン家電の匠たち」part4に柴田さんのインタビュー
掲載されています。

ZUTTOの炊飯器の記事を最初に見たのは新聞に掲載された白黒の写真だった
ように思います。

衝撃を受けました。 非常にわかりやすくてそして強いデザインでした。
その小さな写真を元にわたしは頭の中で、この製品がどんな仕上げで出来てい
るか瞬時に頭の中でくるくる考え組み立てていました。

実物を見たのは数ヶ月後のヨドバシカメラ。正直『あれ』と思いました。

ステンレスかアルミと思っていた外周がプラスティックで蓋の部分はアクリル
かと思っていたのがグレーのプラスティック製でした。

『そんなのできるわけないじゃん。』「事情通」だったらそう言うでしょう。
『残念。』 「デザイン」を仕事にしている人だったらそう言うでしょう。

柴田さんのインタビューには『側面を金属にしたかった』『ふたの部分を黒く
したかった』とデザイナーの心情が語られています。

カタチにこめた思いは同じです。

そこから「製品」にするための「どこを残して、どこを削るか」という作業が
はじまり、そこでの選択と決断によってバリエーションが生まれる。

ずっと長く売れ続けてメーカーにも理解されたその後で最初に考えていたよう
なデザインの製品を出したいと柴田さんが思っている事も知れてよかった。

01:22 PM