June 15, 2008
やさしいデザインのはなし
7月の6日に大阪で「やさしいデザインのはなし」と題して講演をさせていただ
きます。
先週の二日間、濃密にデザインについて考える機会がありました。そのことに
ついては別の機会に話したいと思いますが、そこで感じた事は「伝える」とい
う事についてです。
ある物事に深く長く関わっていると「その事(自分がデザインしたもの)」が
なんだかすべて「相手に伝わっている」と勘違いしがちです。
逆な言い方をすると「その事」についてはじめから改めて相手に説明するのが
恥ずかしくなったり、「失礼な行為」とすら思うようになってしまいます。
いったん「その事」から距離をおいて冷静にまわりをみまわして、「どう見えて
いるのか」をちゃんと説明しないといけない。そう改めて感じるいい機会でした。
「デザイン」というタイトルにしていますが、実際にお話しする事の大部分が
プロダクトデザインについての話題になると思います。
人が「デザイン」というものに最初に触れるのは哺乳瓶だったりベビーベッドだ
ったり「プロダクトデザイン」なのかもしれませんが、それはだれも意識しません。
それらは「すでにそこにあるもの」です。
自らも「デザインする側」の気持にならないとそこに「デザインは発生」しない
のです。
なんだか充分に「難しい話」になってきました。
やさしく話がはじまっても結局は本質論になるんだと思います。だったらやっぱり
入り口は「やさしい」方がいいですね。
11:06 AM

