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January 24, 2008


自分の事以上に

広島からの帰り実家によった。

お正月に戻れなかったので母に新年の挨拶に。

そう言いながら家に着いたのは、夜中の11時を回っていたし、その時間から2時過
ぎまで四方山話。90近い老人になにをしているやらと思うのですが。

わたしはこの年になってやっと「自分がしたこと」だけでなく子供や親族や教え子
さんが「なした事」を自分の事以上にうれしく思えるという心情が理解出来るよう
になった気がします。

親がいるうちにその事に気がつけた事は、ほんとにありがたい。

さっき、Afterhoursを見ていたら、「まわり道」というタイトルの文章の中で横田
さんが講師として出張した感想を書かれていました。

わたしはとても嬉しかったんですね。とても。

横田さんとの出会いは2005年の12月 藤崎さんとの対談形式のセミナーに参加し
てくれたところにさかのぼります。

横田さんはサイトのデザインをされていますが、正式にデザインや美術について学
ばれたキャリアはこれまでありませんでした。

30代の半ばを過ぎてブログを通して知ったわたしのセミナーに参加しそして勉強
会「form room」に説明会から参加してくれました。

わたしは彼が勉強会に通いはじめてほどなく「卒業」を告げました。
その誠実な人柄と、テ−マに対して真剣に向き合う姿勢と結果物、そしてなにより
他の参加者にも目配りできるこころの広さをしれば、それはもう社会人学校の卒業
資格は充分と感じました。

卒業した人には『履歴書略歴書に「プロダクトデザイナー秋田道夫に師事しデザイ
ンについて学ぶ」と書いてもらって構いません』とお話しています。

正式な資格にはまったくなりませんから、わたしの名前を書く事が嬉しいと感じる
人に限りますが、そうであってもそういう僭越な事を学ぶ人達にいう以上ちゃんと
した仕事を世に送り出さなくてはいけない責任があると感じでいます。

そして卒業をした横田さんが、今度は講習会参加された40人の人達を前にデザイン
をことほぐ。

その日講師になれた喜びだけでなく地方都市のかかえる問題にも気持がいっている
姿がさすがだと思いました。先生嬉しいです。

今まで先生を何度か経験していますが、教え子さんが先生の側になったという事を
わたしが知ったのははじめての経験なのです。


07:46 PM