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January 25, 2008


FREITAG

1FRITAG.JPG

新しい「d」が届きました。

表紙はFREITAG。特集もFREITAG。

この特集にはちょっと感慨があります。

「ナガオカ日記」だったと思うのですが、以前ナガオカさんがFREITAGを「d」で
取り上げようと代理店に問い合わせて帰って来た資料をもとに話を進めようとした
ら、すでに記事としてかかれた雑誌とさして変わらない内容になってしまい、取り
上げるのをいったん見合わせた事を読んだ記憶があるからです。

たしか『記事を書くなら本人に会う為その現場に行くのが正しい取材の有り様では
ないか』そう結ばれていたと思うのですが、ほかの日の日記と混同してわたしの中
に記憶されているのかもしれません。

そして歳月が流れ、こうやってフライターグ兄弟が、D&Dのショップで公開取材と
なったわけで、『言った事はやる』という信念の結実を見る思いです。

わたしがFREITAGを最初に見たのは、4年前でしょうか。目黒通りに出現した「イ
ンテリアショップ通り」にあった一軒のミッドセンチュリーモノを中心におかれて
いたお店でした。

友人と一緒に行ったのですが、最初に見つけたのは、「サッカーに人生を賭けてい
る」友人の方で、そこにあったなにやらいろんが柄のビニール素材でできたサッカ
ーボールでした。同じような素材で出来たボクシング練習用のサンドバッグも展示
されていたかと思います。

バッグの印象よりも「パッチワーク」なボールや、その秀逸な展示方法と白黒の段
ボールにびっくり感心した記憶の方が強烈でした。

素材感とその値段設定にちょっとびびっちゃって、「衝動買い」はしませんでした
が、少しずつその「FREITAG」という「飛びそうな値札(FRY TAGというベタなシ
ャレ)」の名前の商品を見かけるようになりました。

AXIS一階の自動車アクセサリーショップ、そして青山のギャラリーワタリ。そうな
るといけません。 すでにわたしは写真のバッグを以前紹介した時にも書きました
が「模様の良いもの」を見つけ出す喜びと所有欲がどんどん湧いて来て、ついにワ
タリで、パッケージと同じような「白黒バッグ」を見つけた時に『出会った!』と
感じて購入し、家には今息子とあわせて5個のFREITAGが「住ん」でます。

買ってもまた見に行くんですね。常習性ありです。現代絵画のコレクターみたいな
気分をあの「キャンパス」に見る訳です。

「d」の内容は、わたしのこの文のようなチャライものではありません。
なにより編集長が『デザイナーって「ファッション」は得意だけれど「エコ」は
得意じゃないよね』と結んでいますから。

ファッションの中心地パリでもあの「汚れたバッグ」が、先端のかっこよさにちゃ
んと見えました。それは「素材の発見」と「工夫」というデザインの力です。

11:37 AM