かつてこのブログに『パリはだれも愛してはいない。それがわかった僕はパリの事が大好
きになった。』 そう書きました。
もう6年ぐらい前になるでしょうか。それまでに5度ほどパリに行きましたがおおむね自分
一人で歩く事が多かったその街を何人かで訪れてはじめて「自分だけが経験した思い」だ
と感じていた様々な出来事が「だれにでも起こりえる」事がわかり、それを対処するとい
う点では「結構やれてる」と感じられたのでやっと街の「いじわる」がそんなにたいした
事が無いと感じる余裕が生まれたのです。
その3年後にまたパリに行った時は「言葉が通じにくい東京」みたいな感じでさしたる事も
なく楽しくパリを堪能しました。
別にパリの事を書きたい訳じゃないんですが、パリと聞くだけで世界中の人が「夢見心地」
になりがちですが、その「幻想」の反動でパリに失望を感じてしまう人もいる事を知りま
した。
まずは「行ってみる」事だなあと思います。ガイドブックに掲載されている写真とは大抵
のモノや事は実際に行くと違う。それが悪いとは限らない。街の印象の大部分は自分が歩
いて感じて、お店や街で交わした相手の態度によってかなりその印象が決定づけられてい
ることに気がつくでしょう。「だれにでも親切な人」にあっただけでその街がその都市が
その国がいいものに思えてしまう。
先日ツィッターで「2万円でこんなに素晴らしいデザインのモノが買えますよ」と紹介した
ら反響が大きかった。
2万円という金額で良いものが結構買えるという事が伝えたいとともに「デザインを経験
することの大切さ」を伝えたかったわけです。
同時にデザインの本でしょっちゅう紹介されデザイン賞もとった製品がリーズナブルな値
段で買える喜びも伝えたかった。
優れているかどうかは買った人の判断にかかっています。変だと思えばそれも貴重な経験
です。


