Archive of July 2011

July 25, 2011


ロングテール

さっき興味深いワードを知った。「ロングテール」。

マーケッティング用語の様ですが、売上を縦軸に商品を横軸において、グラフを作
ると売上の高い商品を筆頭にだんだん低い商品に下がって行くカーブの「しっぽ」
部分が長くなっていて、そのカタチが「恐竜の尻尾」のようであることからロング
テールと呼ばれている。

なぜそれが興味深いかというと、その「尻尾」がだんだん太くなってきてどうもそ
れが見過ごせない量になってきているという点にあります。

はてなキーワードの用語解説によると「尻尾が太く」なる理由にはインターネット
が影響しているらしい。

買おうと思ったユーザーが検索システムの発達によって簡単に「取るに足らない商
品」に行き着くようになった事があげられると書かれている。

つまり店頭だと扱いにあきらかな差を設けていた「売れ筋商品」と「売れない商品」
がネットという店舗形式だと、買う側にとっては「等価」に見えるわけです。

その結果、これまで「2:8の法則」などといわれていた2割の商品が8割の売り上げを
稼ぐという法則が成り立たなくなってきていると書かれている。

実はこの話、最近「もやもや」としていた事を実に的確に捉えているので驚いたわ
けです。

必要なはずだし需要も確実に見込めるのにスポットライト(主力商品)が当たって
なくてデザインもおざなりになっているそういうモノ達にチカラを与えたいという
思いとぴったりリンクしました。

それを読んでこの話は商品だけでなくて「デザイナー」そのものにも当てはまる事
だと感じました。

12:35 PM

July 25, 2011


design methord do-nabe

先日最終審査が行われた陶磁器の国際コンペ「国際陶磁器展美濃」において
セラミックジャパンの「do-nabe」が陶磁器デザイン部門で銀賞を受賞しました。

開催は3年に一度で、世界58カ国から寄せられた2779点の中から選ばれました。

受賞者の多くが30代前半の陶磁器デザイナーであることを考えるとこれまで電気製品の
デザインをしてきたわたしの受賞は異色だと思っています。

受賞についてああだこうだ書くのもあまり芸が無いので、この機会にこの「do-nabe」
というある意味「風変わりな」土鍋が生まれたプロセスについてちょっと書こうかと
思いました。

一昨年の暮れに、東京の展示会にわざわざ来て下さったセラミックジャパンの大橋社長
から『土鍋をデザインしてくれませんか?』とお話をいただいた。

『面白そうですね。よろこんでやらしていただきます。』とお受けしてしばらく考えた
わけです。 IH対応の土鍋と言う事で、自分がデザインした「MAIH」に似合う様なス
タイルを考えて「四角い土鍋」を考えたりしましたが、どうもこれというアイディアで
ない。

実はそのまま数ヶ月「棚上げ」にしておりました。

そんなある日大橋社長から『土鍋デザインしませんか?』とまるではじめての依頼のよ
うな口調で土鍋のお話が出ました。

『まだですか?』と言われなかった配慮が「ポイント」だったのかもしれません。

わたしはその日集中してアイディアを絞り出してその翌日だったかに送ったアイディア
の中にあったのが、下の2点です。

わたしは実は取っ手が出っぱっている方にデザインが決まるものと思っていました。
そう思っているからこそ「じゃまな取っ手を凹めるとこうなる」というスケッチが描け
たのです。 そういうところが不思議でもあります。

自分がデザインした湯のみ「80mm」と近い「土鍋」はどうあるべきかと考えてスケッ
チしたわけです。フラットな熱源であるIH対応でなければ「ずんとう」なスタイルは生
まれなかった。

ここでまた「ポイント」なのが、なぜか大橋社長が「取っ手の無い80D(80mmの土鍋版)
」が「圧倒的に面白くてアキタらしい」と評してくれて、その「画期的なかっこう」の
土鍋が拍子抜けするぐらい前にあっさりと進んでしまいました。

問題がひとつあってえぐった凹みの下の部分が「成形型から抜けない」点でした。

上下で「抜く」方式ではひっかかってしまいます。そこで考えたのが最終形の「取っ手
の下がすっぽり抜けたカタチ」でした。

できてしまえば「最初から考えていた」ように見えますが、作れない形を描いてから作
れる方法を考えた結果生まれたのがこの「do-nabe」です。


土鍋1image2.jpg土鍋FINAL_image1.jpg1do-nabe1.jpg




10:23 AM

July 19, 2011


formroom14の事

笑顔というのはいいものだなあと思います。

先日行われたformroom14「trystrams編」も無事に終了しました。

dinerのキャパシティーは大体50人なんだなあと確認できた夜でした。満員御礼。

「製品で大事な事は、企画と価格と人選び」そうわたしは思うのですがまさに
formroomという製品がみんなに受け入れられ始めていると実感しました。

前々回に開いた「セラミックジャパン編」はとてもよかった。そしてある意味画
期的な試みでもありました。

普通(なにが普通かはよくわかりませんが)、製品を企画したした人か会社かデ
ザイナーかいずれかにスポットライトとバイアスがかかって、とにかく「それが
良かった」という事に予定調和するべく話す方も聞く方も「調整」して講演会は
開かれて参加するものだと思いますが、わたしは「講演会も企画会議の一部」に
できないものかと思って開いています。

聞く側と話す側に「川」も「堀」も作らずにその間にあるのは気配りと配慮とい
う10センチばかりの「花壇」と「花壇」の間にある小道ぐらいにしたい。

講演会の最初に、セラミックジャパンで作ったものが今回「陶磁器の世界からほ
められた」事を報告したのですが(その話は別途)あの会に来てくれた人は80mm
やdo-nabe240がメーカーとデザイナーの間で大事に育てたもので、どちらかが
強く「強いた」部分のない「難しいけれど穏やかなコミニケーション」から生ま
れた事を少しは伝える事ができたかなと思っています。

わたしは先日58歳になりました。会社にいれば定年もまじかです。
そんなわたしが今でも「笑っている」事をみんなに伝えたい。別段この場だから
笑っているわけではありません。会議していても事務所で打ち合わせてしていても
変わりません。デザイナーもサービス業のようなものだと思っていて「チカラ」が
発揮されるのはリラックスが必要だと思っていつも面白い事を心がけています。

もちろんずっと笑っていられるわけではありません。笑顔でいるには相当の実力が
必要です。 しかしその実力を備える為にしている行為に人を巻き込んではいけない
と思います。

笑顔に「たどりつく」ために日頃真摯に学んで欲しいと思います。


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9:52 AM

July 11, 2011


おおきな「一歩(保)」

ippotea.jpg

南さんのブログにformroomをはじめdinerのイベントがいつも告知が急だと指摘されて
いたので「プロがいいわけ」するのですが、それぞれのイベントはいつも講演に来てい
ただく方の好意で出来ています。

わたしも講演料はもらっていないのです。

わたしの行ける都合と先方の都合とそして大工さんやゴトウさんをはじめblue-overや
メリヤスの地下をシェアしているみんなの都合のいいところを狙って開かざるをえない
のです。

「講演が土壇場で流れて迷惑をかけるよりも確実になってから伝えざるをえない」の
です。学校のように半年も前から準備というわけにはいかないのであります。


「えない」が多くてもうしわけない。

じゃあ「来てくれる人不在」じゃないかと思うかもしれませんが、講演会に行くという
行為には縁や「気持ちのコンデション」が「スケジュール」以上に影響します。

『今は秋田に会いたくない』そういうのも多いにあり得るのです。

潜在的に200人ぐらいの人が「いつか行ってみたい」と思ってくれて都合のついた20人
から30人の人が「たまたま」集まるぐらいで十分なイベントスケールで考えています。

それにしても「あの有名なお茶の名店一保堂」さんが、こうやって脚を運んでくださる
とは大工さんの行動力は偉大です。

そして毎回「切れ切れ」のポスターを作って下さるゴトウシュウさんのセンスはすごい。

まずわたしはformroomをどう考えているかと言えば、あの駅から遠い「メリヤス会館」
に人を集めたい。そして大工さんがインテリアデザイナーとして有名になってほしい
ゴトウさんのすばらしいセンスを多くの人にしってもらってどんどん仕事をしてほしい
すばらしい国産のスニーカーを作っているblue-overが有名になってどんどん商売をひろ
げていってほしい。

観客不在? そうじゃないです。ここに集う人達には「起業家」というか「自立した
デザイナー」になっていってほしい。なにを大事にしてなにを切り捨てるのかその例が
メリヤス会館にある事を知って学んで欲しいのです。

6:32 PM

July 10, 2011


出張デザイン

デザインというのは砂漠に出現した「動く湖」みたいなものだと思っています。

すぐではないけれど絶えず動いている。動きの真ん中に位置していればさすがに数年
では枯渇しないが確実にその時は近づいている。

盤石と思われていた「折りたたみ式の携帯電話」もスマートフォンの登場でその存在
が揺れている。キーも同様になくなってしまうかもしれない。

デザイナーはその動く湖に水をもとめて集まる。しょうがないというか動物の性だか
らしょうがない。

たくましい人は地中深く穴を掘り井戸をみつけて固定化するのかもしれないけれどそ
んな人はまれだ。

一番聡明なのは、湖の真ん中にボートを浮かべて人工衛星からの画像を解析するのか
もしれない。

話が遠大になってしまいました。

わたしはどうなんでしょうね。真ん中には縁がないかもしれない。ボートも好まない。

ただ「水の匂い」には敏感なのかもしれません。大概の仕事が湖が無い時にはじまっ
て終わる頃にどーっと大雨が降っていつのまにか湖が出現した事も何度かあります。

ああなってこうなってそうなってという「地理的要因」を探って行ってたどり着いた
一つが「出張」というキーワードです。

trystramsの「持たない主義の人が持ちたくなる」というのは、とにかく軽量化して出
張をしたいわたしが「それでもこれだけは持って行く」という気持ちになるものを生
み出す事がしたかったのです。

先に紹介した「96'(黒酢)」も出張に持って行ける事を考えたのです。

『おーそれなんですか?』とみんなが気になってまねたくようなサプリメントケース
を考えています。

kurozu-al-pill-case.jpg

5:49 PM

July 10, 2011


かっこ良い事・かっこわるい事

その時の相手の表情が忘れられない事もいくつかありますが、ひとつ思い出しました。

会社に入った翌年だったでしょうか、大学のイベントでOBと学生の展示会を開きたい
という話があってそこに毎日コンペで優勝したわたしの作品も是非展示したいという
希望がそのイベントを企画した後輩が尋ねてきました。

今であれば学校と学生さんの事を考えてよろこんで作品を提出したのでしょうが、当時
はそんな「自慢たらしい事」はしたくなかったと思い(了見が狭かった)断ってしまっ
たのですが、それ以上に後輩が衝撃を受けたのは、わたしが会社に入った頃にデザイン
室と打ち合わせ場所のパーテーションを兼ねた「棚」の設計をしていた事を聞いて
『えーほんとですか』と空いた口がふさがらない様を見て。そんなすごい事をいったと
思っていない自分が驚いてしまいました。

たぶん入った早々日本一のデザイン賞を取った「優秀な」先輩がまさかそんな本職と関
係のない仕事を「させられて」いるとは想像しなかったんでしょうね。

当の本人はよろこんで「棚」のデザインをしてたんですけどね。建築も好きなわたしが
ちょっと「部屋」の事をやらせてもらって多少は家具設計の事も学べるし。という感じ
でした。

わたしは棚のデザインはおろか事務の人がいないデザイン室に最年少で入ったものです
から、みんなの交通費や経費を経理に届ける事もやっていました。いわゆる庶務をして
いたわけです。おかげで会社の様子がいち早くわかりました。

わたしは大卒の新人として会社に入ったのですが、当時ほんとに不況で就職はままなら
ない時期で、デザイナーとして採用されたのはわたし一人でした。

それぐらいの認識だったのですが、最近また不況になってやっとわかった事があるんで
すが、「中途採用として合格した」という事です。

ほんとは3年とか5年の「同じような仕事のキャリア」があるデザイナーを採用しようと
していたのに新人のわたしが採用されたわけです。それはすごい事だなあといまさら思
うのですが、その一方で一年半ぐらい庶務をしていたわけです。


4:25 PM

July 7, 2011


価値

ビジネスサテライトを見ていたらネットで上位に入るためのしかけをする会社が韓国の
株式に上場して資金を調達する話をしていました。

話題の映画「ソーシャルネットワーク」を観てあらたに感じた事がありました。

フェースブックもツィッターもつまるところ「どれだけ多くの人がそこで長い時間とど
まるか」そこに価値があることを。

もちろんネットワークでつながる事が「価値」ですが、それを離れたところで観ている
投資家は「それだけ利用されたら広告も多く長く観られる」というもっとわかりやすい
価値観で新しいモノを「測っている」事を映画から知った訳です。


先日桑沢デザイン研究所で「プロダクトデザイン入門」と題してお話をさせていただき
ましたが、その時資料としてパソコンの一大発明のひとつである「検索システム」であ
るGoogleの画像検索結果のトップ画面を紹介しました。

「プロダクトデザイナー」と入力して画像を見ると今「いの一番」はなにかというと、
実は「わたし」なんですね。

エキサイトイズムの特集に取り上げていただいた時のトップ画面がプロダクトデザイナ
ーのトップになっている訳です。

感慨は正直あまりありません。さしたる「根拠」もそうなっていることと、この国全体
が「トップにふさわしい」と言っている気もしません。

ネットで上位に入るシステムは評価されても実際に上位というかトップになってもなに
も評価にはつながっていると思えない。

ただそういうシステムをまったく使わずにまがりなりにも山頂にたどり着いた事は自身
で評価してもいいかなと思うし、それが偶然ではなくて「そうなるように」思って行動
してきた背景があるからです。

去年だったかGoogleが検索システムが生まれた当時(10年前だったでしょうか)の検索
結果を観る事ができるサービスをしていた事があるのですが、10年前わたしの検索は
100件ぐらいだったでしょうか。

プロダクトデザイナーと検索をした記憶があるのが2003年ごろだと思うのですが、もち
ろんわたしの名前なんて見いだすのは簡単ではありませんでした。

その時に『ちょっとここで名前を上位に出す事を目標にしよう』そう思った訳です。

検索の手引きとなるようなサブタイトルがポータルサイトに載っていて「芸術」とか
「ミュージック」というカテゴリーにまじって「デザイン」があって、そこに代表的だ
ったり評判のサイトが紹介されるのですが、自己推薦も出来るという事でいろんなポー
タルサイトに紹介依頼を出したりしましたが、ひとつも成功しませんでした。

そうこうする間に自分のデザインしたモノが評判になりだしたので、ネットショップで
製品が扱われているのを見るとそこにデザイナーの名前を掲載してもらうようにメール
を書いたりしました。

それよりもなによりもこのブログの前身である「Whiteboard」にプロダクトデザインに
ついていろいろな感じたことを書くのが、早道のように思ってせっせっせと毎日の様に
更新しツィッターでもないのに一日に二度三度と更新する事もしました。

多くの人が「ブログ」を日記として捉えているのを「リニアタイム」の情報を書くもの
としてブログを使ったのです。

まだブログを書く人も少なく、かつプロダクトデザイナーで書く人も少なく、さらに今
(当時)評判になりつつあった人が書いているという事もあってネットのインタビュー
が増えて行きました。

そしてそういう場では「プロダクトデザイナー」と明記してもらうようにしました。

工業デザイナー、インダストリアルデザイナー、プロダクトデザイナーこの三つの名称
には厳密なしきりが存在しません。(そうわたしはとらえています)その混在する呼び
名を個人的に「プロダクトデザイナー」と統一したのです。

混在して登場するデザイナーもいますが、わたしの場合は「プロダクトデザイナー」と
いう検索でのみ登場するということになっています。

さてその検索結果がわたしになにをもたらしてくてれいるか?
たしかにインタビュー記事は多い。しかし仕事が殊更ネットの情報で増えたとも思えな
い。

まだまだデザインの仕事に関わる人の評価は本という紙媒体によるところが多い。(も
ちろんテレビのチカラは偉大です)ネットをしていない方にはまだまだ知られていない。

ブログを書いて評判になっている人の多くがすでに本を出された経験者が多く、そうい
った意味ではネットだけで知られている事は珍しいと言えます。

つらつら書いてきましたが、じゃあどういう「価値」をわたしは見いだしたのか?

ネットだけではダメだという事をある意味「高い次元」で経験出来た事が大きな「価値」
です。

こうやってトップに掲載されている人が「ここにはほんとの山の頂上は無いよ」と言え
るのがおおきな価値です。

9:27 AM

July 6, 2011


trystrams解剖

物事のタイミングというのはなぜだか重なる事が多い。

先ほどはサプリメントの紹介でしたが今度はプロダクトの解剖。

formroom14.jpg


4:48 PM

July 6, 2011


日々の継続 96'

日々の.jpg


黒酢サプリメント「96'」が明日7月7日から販売が開始されます。

健康は今とても注目されています。大ヒット商品も沢山生まれています。

九州で仕事をさせていただいている会社が、自社のノウハウを生かして「黒酢サプリメント」
を開発するという事で、そのデザインを担当することになりました。

普通で考えると健康食品のパッケージをわたしには頼まれる事は考えにくいのですがこれも
縁ですね。

わたしは「黒酢」と聞いてすぐに黒を基調とした太い筆で明朝体で書かれた「黒酢」という
文字がどんとパッケージの半分ぐらいを占めている「東洋風」というか「日本的」というも
のを想像しました。

いかにも「健康に気を使ってるぜ」みたいでちょっと人前では見せられないと思いました。

健康に気を使いつつまわりにも気を使ったデザインをしたいと考えたわけです。

わたしは基本「プロダクトデザイナー」ですし。自分のデザインの脈絡にあったものを考え
たかったわけです。

正攻法からどの角度に何度「ずらして」デザインするか?

そういう時に日頃の「駄洒落ぐせ」が頭をもたげて考えたのが「96」で「黒」を表現する事
でした。 後は「酢(ず)」ですね。 'Sでどうだろか?96'Sで「くろず」なんだかこうや
って説明するのもお恥ずかしい感じですが、そこからSを省略した訳です。

デザイン的にいえば、9と6が同じ書体でひっくりかえした格好でできています。

この96'を「くろず」と最初から読めた人は関係者もふくめだれもいなんですね。

しかしひとたび『これねクロズって読むんですよ。』と説明した時のみんなの「納得力」と
いうか「腑に落ちる」度合いがすごいわけです。

このすぐにはわからないなんだかシャレたパッケージのサプリメントを出張の鞄にいれた風
情を考えて撮ったのがこの写真です。

自分の持ち物をテーブルに並べて自分で撮影しました。

ちなみに「日々の継続が健康につながる」というコピーもそうですし、サイトの基本デザイン
も考えました。

健康食品らしからぬ製品の誕生です。

12:27 PM

July 4, 2011


経験

かつてこのブログに『パリはだれも愛してはいない。それがわかった僕はパリの事が大好
きになった。』 そう書きました。

もう6年ぐらい前になるでしょうか。それまでに5度ほどパリに行きましたがおおむね自分
一人で歩く事が多かったその街を何人かで訪れてはじめて「自分だけが経験した思い」だ
と感じていた様々な出来事が「だれにでも起こりえる」事がわかり、それを対処するとい
う点では「結構やれてる」と感じられたのでやっと街の「いじわる」がそんなにたいした
事が無いと感じる余裕が生まれたのです。

その3年後にまたパリに行った時は「言葉が通じにくい東京」みたいな感じでさしたる事も
なく楽しくパリを堪能しました。

別にパリの事を書きたい訳じゃないんですが、パリと聞くだけで世界中の人が「夢見心地」
になりがちですが、その「幻想」の反動でパリに失望を感じてしまう人もいる事を知りま
した。

まずは「行ってみる」事だなあと思います。ガイドブックに掲載されている写真とは大抵
のモノや事は実際に行くと違う。それが悪いとは限らない。街の印象の大部分は自分が歩
いて感じて、お店や街で交わした相手の態度によってかなりその印象が決定づけられてい
ることに気がつくでしょう。「だれにでも親切な人」にあっただけでその街がその都市が
その国がいいものに思えてしまう。

先日ツィッターで「2万円でこんなに素晴らしいデザインのモノが買えますよ」と紹介した
ら反響が大きかった。

2万円という金額で良いものが結構買えるという事が伝えたいとともに「デザインを経験
することの大切さ」を伝えたかったわけです。

同時にデザインの本でしょっちゅう紹介されデザイン賞もとった製品がリーズナブルな値
段で買える喜びも伝えたかった。

優れているかどうかは買った人の判断にかかっています。変だと思えばそれも貴重な経験
です。


10:18 AM