Archive of September 2021

September 24, 2021


分からない

どんな学生さんが優秀なのか。

正直わたしには「見た目」では判断がつきません。

これはこれで大事なポイントだろうと思います。つまり服装をオシャレ

にしても個性的な格好をしていても指導する側はそれを、優秀と結びつ

けて考えていないという事です。

どんな世界でもそうでしょうが、優秀だとその格好が次第にカッコよ

く見えてくるわけです。

逆に言えば「ダファッションに疎い格好」をしている人の方が「要注

意」です。

デザインをしたいと思っている人は、服装にも関心がある人が少なく

ないのですが、そういう中にあって「人目を気にしない」という気持

ちの有り様には「なにか人と違った発想」を持っている可能性を感じ

たりするからです。

『ダサいのがカッコいいというのは困った結論だ。』というのは、知

り合いの名言ですが、これを読んだからと言ってわざわざダサい格好

をして「優秀さをアピール」する人は出てこないとは思います。

わたし?わたしは学生の頃から人目を大いに気にしておりました。


9:23 AM

September 23, 2021


液体の境目

この頃は、一通りの文章を書いては消す事が多いんです。

推敲というほどの事ではないですが、書き出した時の「気持ち」とそれ

を生み出した「外的要因」が、数日時には数時間で状況が変わるので、

書いている途中で『これはなんで書かないといけないのか?』という思

いが出てきて、オンエア(公開)しないで終わってしまうからです。

_

なぜかと言えば、わたしは今年齢の事を考える事が多い。

それは定年の年齢である60歳、そして65歳を越えた事があって、元々

その年齢期をどう超えていくかを考えていたので、書きたい事が色々

あるけれど、そういう話を読みたい人がここにはいないと思っている

事と、逆にFacebookでは先輩もいて同級生もいる中で「働けている」

というお話は読みたく無いだろうと思い、どちらの場にも書けないん

ですね。

まさに比重の異なる液体をビーカーに入れているような状態でその

液体の境目に自分の気持と思考がいるわけです。

これはわたしの話を聴きたいという人を集めて話すのが肝要なので

すが、今の状況では人が集まることは避けないといけないし、Zoom

では話せない。機会はもう少し先ですね。

10:07 AM

September 20, 2021


ポーカーフェイス

「You play with the cards you're dealt ...whatever that means. 」

「配られたカードで勝負するしかないのさそれがどういう意味であれ。」

漫画チャーリーブラウンの中でスヌーピーが言った言葉です。

というか作者であるチャールズ・M・シュルツの言葉ですが。

なぜこんな話をするかと言えば、今「親ガチャ」という言葉が流行して

いると知ったからです。ようは「当たり外れがある」という事を意味し

ているのだと思いますが、なにか良い返しが出来ないものかと探したら

スヌーピーの言葉に出会ったわけです。

それをはじめに言った人が、いくつなのか分かりませんが、大事な事は

自分が親になった時に「当たり」と思ってもらえるように「努める」事

だろうと思います。嘆いていてもはじまらない。

人生なんどもカードは配られるし。

12:14 PM

September 20, 2021


発見はデザインに勝る

はっ展.jpeg

「発見はデザインに勝る」

この言葉は、昨年からお世話になっている京都芸術大学のプロダクトデ

ザイン科の授業の中で話した言葉です。

その言葉を先日開催された学生の作品展の説明パネルで使っていただい

た事をFacebookで知りました。

デザインのスタートは「知る事」でありそれはまず「見る事」です。

過去の優れたものを知り、今の世間を知り、そして自分の足元を見る事

です。生活者のなにげない行動や言動の中にこそ新しいデザインのヒン

トが隠れています。

社会(会社)に入っても「生き続ける言葉」をプレゼント出来ればとい

つも授業の中で思っていますが、この「発見はデザインに勝る」という

言葉が、困った時迷った時に役立つ一つのヒントになれば幸いです。

9:19 AM

September 19, 2021


楽しく

物事(仕事)を楽しくするのは自分自身。他人に期待しちゃダメです。

11:35 AM

September 13, 2021


シンプル

「悩むとは物事を複雑にする事。考えるとは物事をシンプルにする事。」

これはまさにプロダクトデザインに当てはまる言葉でもあります。

11:38 AM

September 13, 2021


国際陶磁器展美濃

セラミックジャパンの作品が12回国際陶磁器展美濃で金賞を受賞いた

しました。

国際陶磁器フェスティバル美濃は3年に一回開催のイベントで、国内外

から多くの作品が集まる大きなコンペティションですが、今回は過去

最高となる64の国と地域から2,435点の応募があったそうです。

その記念すべき1986年に開かれた第1回のグランプリが小松誠さんの

作品でした。そして第9回わたしのdo-nabeが銀賞を受賞して今回金賞

受賞です。

また一段とセラミックジャパンの評価が高まる事と思います。

セラミックジャパン.jpg

9:21 AM

September 8, 2021


フェアな世界

プロダクトデザインの世界に、長年いても面白い世界だと感じ続けてい

ますが、長くいられる理由の一つが、とてもフェアな世界だと感じてい

る事です。

なにかメディアによって操作されているとか特定の人だけが良い思いを

していていると感じるのは、短い期間では正しいのかもしれませんが、

長い時間をかけて見ているとそういうものは、結果淘汰されて忘れさら

れていきます。そういった意味ではとても残酷ではありますが、逆にい

えば「ちゃんとしたもの」は、そういう事もなく正当に評価されて長い

時間この世界の中でたくさん使われて愛されていきます。

もし今自分にとって不利益を感じているならば、それは違います。

それは分かるには時間がかかりますが、まず「そういう事はない」と思

て誠実に真摯に今の仕事に手中する事をお勧めします。

10:57 AM

September 6, 2021


2000年代

AERA中身.jpg

2005年に発刊されたAERA DESIGNです。

16年も前のキラキラした自慢話を今更持ち出すのは、今は衰退した人の成せ

る技ですが、多少は「そうではない」と言い訳できるのは、発刊された時か

ら『10年後20年後にはどうみんなに映るのか。』という意識があった事です。

本自体が単なる流行雑誌では無く、ある意味「デザイナー辞典」のような性

格のモノなので、まさに「その時代のリファレンス(基準)」だったと思い

ます。

ところで今からみれば、リーマンショックと「アイフォンショック」以前の

2005年2006年というのは、日本のプロダクトデザインがこれまで経験した

ことのない「高評価」を国内外でされていた時期です。

おかげでわたしも当時は色々な雑誌やネットで取り上げてもらいました。

とはいえ30代40代でまったく名前の出てこなかったわたしがすでに50代に

なっていて降って沸いたような「有名人扱い」に戸惑うばかりで早晩こう

いう状況は消えるだろうと思っていましたが、なんとか15年後もそれなり

にやれているのは嬉しい限りです。

それにしても、掲載作品を見ると歩行者用の信号機も無ければICOCAや

Suicaのチャージ機もなく、80mmもハイアールの冷蔵庫や洗濯機もドウシ

シャの家電も無く、do-nabeもタケダデザインプロジェクトの製品も無い

のですが、なんだか「すでにそこにある」ように思えるのが不思議です。

それは同様に深澤さんや柴田さんの仕事にも言えて、その後から生まれる

ものとそれから生まれるモノの間に明確な「コンテクスト(脈絡)」が

あってそこが、マンネリとは異なるデザイナーの個性の強みなんだと思

います。

_

実際この本が出た時に、わたしがどうブログで紹介したのかは覚えていませ

んが、紹介してもたぶん一度きりだと思います。

デザイン賞もそうですが、その賞の大小にかかわらず、自分が紹介できるの

は、一度で二度出せば「くどい」と思われるわけで、なかなかもったいない

話です。

11:44 AM

September 1, 2021


現在地

並び.jpg

こういうものを自分で掲載する感覚っていかがなものか。とは本人も思っ

てはいるのですが、やはり見せたくなるのには理由があります。

それは、今から15年ぐらい前には『あれ、自分の歩んで来た道ってメイン

ストリートであったはずなのに、いつ「新たらしい高速道路」ができてそ

ちらの道に皆行きだしたんだろう。』と、なんだかピクサーアニメ映画

「カーズ」の舞台みたいな事を思っていました。

そんな事を思っていた数年後の2009年にエキサイティングのインタビュー

のタイトルの中で「プロダクトデザイナーの王道を歩んできた」と書いて

くださっていたのには、正直驚きました。

王道とは言いませんが、昔から思っていた「道」はちゃんと存在するんだ

と思ったわけです。

わたしが「同じコースを一刻を争うレース」に参加したのは、ほんの数年

でした。 しかしこうやって結果「ピット」に並んでいるのを見ると感慨

深いわけです。

11:42 AM