コンテクスト(脈絡)

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最近はこれまでのデザインを振り返っておりますが、わたしは1990年代

と2003年に発売されたデバイスタイル以降では、大きく「作風」が変わ

っています。

そこになにがあったかと言えば、90年代はほんと試行錯誤というか流行

を追いかけたり反発したりで「自分の仕事」をしていなかったように思

います。その反省をふまえて2000年以降は素直に自分のデザインをする

事でした。

でも今になるとその90年代の「色々やってみた」事が興味深く映るんで

すね。時代がまた一巡したのかもしれません。

そこで1990年代半ば使い始めたばかりの3Dソフトでどうやって使うか

もわからないで描いたの最初のスケッチです。

もともと建築好きなわたしは未来派と呼ばれた「アンビルト(実際に

建てられなかった)」のスケッチに魅了されていた時期があるのです

が、そのイメージで描いたモノです。実は最近使い慣れた3Dソフトで

描き直してみましたが、不慣れなこの原画のワクワクするような感覚

は再現できませんでした。そこには「初心」があったんだなと思いま

した。

その1997年頃に描いたカタチが今から見ると2000年代以降わたしの

デザインにも少なからず影響を残している事を改めて感じたわけです。

秋田道夫

2020/4/5