初心の意味

「デザインの初心」

今進行中の新しいホームページの中に「d long life design」に連載し

た「デザインの初心」が転載出来る事になりました。

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「初心忘るるべからず」は、能の世阿弥の言葉なんです。

著書「花鏡」の中にこんな一節があります。

是非の初心忘るべからず。

時々の初心忘るべからず。

老後の初心忘るべからず。

年齢も年齢なので最後の一行がずっしりきますが、「老年期になって

初めて行う芸というものがあり、初心がある。年をとったからもうい

いとか、完成したとかいうことはない」と解説があります。

「老年期になっても初めてデザインする製品があり、そこには必ず初

心がある。」「初めてである以上これまでの経験でなんとかなるとか

これまでのカタチで終われる事はない。」

秋田道夫

2020/4/3