Archive of October 2019

October 31, 2019


ノーベンバーステップス

昨日、はじめて銀座SIXのビジネスエリアに入りました。

かねてからその7階にあるエントランスにわたしのデザインしたセキュリ

ティーゲートが設置されていることは知っていたのですが、はじめてその

ゲートを見てさらにそのゲートを通りました。

高見沢サイバネティクスのサイトによれば、六本木ヒルズに設置されてい

た前任のTAG-5000はお役御免になったようで、後継機のTAG-9000が

こうやって活躍しています。

TAG-9000は、虎ノ門ヒルズ、東京駅前にあるKITTEビルや渋谷ヒカリエ

にも採用されています。

にはどこの製品が採用されているのか楽しみです。)

ちょっと感動覚めやらぬ中で、商業エリアの蔦谷書店に併設されている

スターバックスに行きましたが、ここでもびっくりするような「再会」が

ありました。

混雑を極めている店内でスタッフの方が見つけてくれた席に座ってその横

を見てびっくり。本棚に「おすすめ」のように立てかけてある雑誌AXIS

に見覚えがあります。

1996年。ソニーのMD用にデザインしたMDラックについてのわたしの一文

が載っている号だからです。

とにかく不思議な1日でした。


昨日は11月(ノーベンバー)じゃない?

おいおいタイトルの理由がわかります。

ginza_six02.jpg

TAG-9000:高見沢サイバネティクス

ほん.jpg

8:55 AM

October 28, 2019


空気のてざわり

DSCF0048.JPG

15年ぐらい前にルーブル美術館に行った時に撮影した写真ですが、当時

使っていたフジフィルムのFinePix1700というデジタルカメラの画素数は

150万画素という今からすれば、スマホのカメラにも遠く及ばない性能で

すが、わたしにはある意味「魔法のカメラ」でした。

さして明るくはないルーブル美術館の中で、三脚も使わないで「パシャ」

っと撮っただけでなぜこんなに「情報量」が多いのか、大理石に刻まれた

ものやその質感がまさに手に取るようにこちらに伝わって来ます。

その後魔法のカメラが壊れてしまって、一眼レフタイプのデジカメを買っ

た訳ですが、なにかが違うんですね。デジタルカメラなのに「アナログ

(フィルム)とデジタル」の比較をしているかのようです。

撮影してから15年が経過したしましたが、ますます輝いて見えます。

10:53 AM

October 24, 2019


印象

下向きプロフィール.jpg

写真は去年の12月に大阪であったトークショーでの一幕。

といっても講演が終わった後にカメラマンの方の「希望」で下を向いた

ポースをおおげさにとっただけで実際に困って下を向いているわけでは

ありません。

なぜ新たにこういう写真を載せたかといえば、わたし自身印象というか

自分の見た目の有り様にはこだわりがあります。

まず騒がしいのもいやだし、立ち居振る舞いが大袈裟なのもいやだし、

「威嚇的な」服装もいやだし、もっとも嫌なのが「自分はすでに確立し

ていて相手をどう評価するだけ」みたいな振る舞い見た目は避けたい。

今から20年前、デザイナーの写真といえばモノクロで斜め前を向いて

澄ましている、というものが多かった。少なくとも笑わない。

わたしはまだプロフィール写真を公開するような立場(?)でない時

からカラーで正面を向いて笑顔の写真にしようと決めていました。

ゆえに今ネットで見られるプロフィール写真はほとんどが笑顔です。

それでも多くの人は「面倒な人」と思っているようなので笑顔も通用

していないわけです。 作品(製品)と文面が面倒なんでしょう。

10:56 AM

October 20, 2019


継続への感謝

IMG_2949.jpg

先日オリベッティー の電子計算機を入手しました。

1974年マリオベリーニデザイン「ロゴス55」。

多分、当時は「ロゴス」という名前の意味も判らなかったでしょうが、

今であればその出自がギリシャ語がラテン語で英語の「logic(ロジ

ック)」につながる言葉だろうと推測できます。実際当たっているわ

けで、少しは成長しました。

生活デザイン研究所には、この写真の3台以外にも参考品がありますが

今イタリアのデザイナーの手掛けたものであり1960年代から1970年

代はプロダクトデザインの主流はイタリアにあった事を示しています。

今後は、ブラウンを中心としたドイツ製品やB&Oを中心に北欧の製品

も集めていきたいと思っています。

「継続への感謝」とタイトルしたのですが、今見てもこれらの製品に

はチカラがあり魅力的であり「懐かしさ」というよりは新鮮さの方が

飼っています。 そういうものがわたしが今もデザインを続けている

原動力でありモチベーションであり、先生となっくれた事への感謝の

気持ちがあります。

秋田道夫

2019/10/20

5:12 PM

October 5, 2019


ライフタイルデザイン

「暮らしが仕事、仕事が暮らし」と言ったのは陶芸家河井寛次郎です。

寛次郎はこうも言う「すきなものの中に必ず私はいる。」

さらにこうも言う「売るという事が始まってからの物の乱れ、

わかりもしない人の好みを相手に作る事からの物の乱れ、

先ず自分の為に作らねばならない、

自分を喜ばす物から作らねばならない、

それからだ、それからだ」

_

憑依というものおかしいですが、今更知った河井寛次郎の言葉はあまり

にも「自分の様(よう)」です。

すでに何十年も前に河井寛次郎の生活実感から出た言葉に、それを知ら

ずそこにたどりついた自分の感覚は貴重です。

10:39 AM