Archive of August 2019

August 18, 2019


生活(を)デザイン

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大学時代の同級生有志による展示会「Hygge(ヒュッゲ)展」が昨日から、

名古屋で始まりました。

今回は、家具のお店カンディハウス名古屋をお借りしての展示なのですが

あくまでも「展示されている家具」が主人公です。

実はわたしはこういう「生活の場を再現した展示」は初体験です。

日頃は「しつらえ」というか「製品が映えるような事」を出来るだけ避け

ているふしぎなデザイナーですが、こういった素敵な家具と環境があると

いつも以上に輝きが増しているように感じます。

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ちなみに素敵なお皿は、展示会場である「ノリタケビル」一階のショップ

で買い求めたものです。なんだかそういった意味でも「最適」な場所です。

2019/8/18

秋田道夫

10:51 AM

August 6, 2019


マドラー220

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以前紹介した「マドラー220」が、今クラウドファンディング「makuake」

で協力者を募っております。

昨日募集がスタートしたばかりですが、すでに目標を達成しました。

ありがとうございます。つまりこの一文は、お礼のつもりで書きました。

素敵なロゴとパッケージデザインは南政宏さんの手によるものです。

秋田道夫

2019/8/6

7:17 PM

August 2, 2019


無隣有隣

論語にこんな言葉があるそうです。

「徳不孤必有鄰」

「徳あれば孤立はしない、必ず隣人(理解者)が存在する。」

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自分をして「徳がある」とは言いがたいですが、わたしにとっての「徳」

とは「みんなの生活を豊かにする良いデザイン」に他なりません。

なぜそんな言葉を出して来たかといえば、以前講演会に来て下さった方

から一通のメールが、数日前に届きました。

そこには、吉岡徳仁(名前に徳がありますね)さんがデザインした、来

年開催されるオリンピックで使われる聖火ランナーのトーチについてそ

のデザインコンセプトを説明するインタビューの記事を教えてくれてい

ました。

たぶん吉岡さんの事務所と思わしき部屋の机にトーチのサンプルととも

に、タケダデザインプロジェクトのペントレイがおかれていました。

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先の論語の言葉は、京都の岡崎にある山県有朋の別邸「無鄰菴(むりん

あん)」の名前の由来から知ったのですが、興味深いのは本来は「隣り

に家が無かった」事からつけられたものが、その真逆の言葉を誘発して

いる事です。

つまり「人のつながりは距離ではない」という事を意味しているし、

山県有朋も「精神的には独立している事」を意味しているのかもしてま

せん。

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吉岡さんは、おそらくふつうテーブルにはなにも置かれないだろう。

わたしもデスクにはなにも置かないのが「基本」です。

勝手な憶測ですがひょっとするとそれは、親しい方からのプレゼントで、

気持ちを大事にしている事を示しているのかもしれません。

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吉岡さんのデザインは、いつもずっと先を進んでいる。まわりには誰も

いない孤独を感じているでしょう。しかしそのすばらしい仕事ゆえに

評価もされる。そういう事をわたしの製品がお役に立てている事が嬉し

い。同時にわたしも「唯一」を目指さなくてはという思いを新たにした

エピソードでした。

秋田道夫

2019/8/3

かまど.jpg

11:33 AM